私は一応朝新聞を見るのですが、大体5分くらいで、読んでしまいます。
後は(以前の記事にも書きましたが)ニュースも時間の無駄なので見ない。
■新聞を読むのは無駄?
よく時間術関連のビジネス書では、どうせ中間時点情報でしかないのだから「新聞は読むな」的な話が書いてあります。
逆に、読書術など読解力を上げるためのビジネス書では、「新聞記事を真似ろ」と書いてあります。
どうせいっちゅうんじゃ
と思ってしまうのですが、私としては、
日曜日などの時間のあるときはじっくり
平日時間のないときには、さらっと
という風に使い分けるようにしてます。
■キーワードを拾う
朝新聞を読むのは、
最終面
1面〜3面
スポーツ
社説
の順。こうやって書きだしてみると、ページが結構あっちこっち飛んでますね。
でも、5分以内で読むようにしているので、携帯でタイマーをかけて読んでます。時間になったら終わりなので、私の個人的な優先順位にしたがって読む順番を決めてます。そこに辿りつけなければ、その日はもう「なし」です。
読むポイントは、
・見出し
・繰り返し出てくる単語
新聞記者の方には悪いのですが、文章は読んでません。
で、よく出てくる単語を手帳(ノート)にさらっとメモしておきます。最近だと「アベノミクス」とか、「憲法96条」とか。
■まとめサイトを使う
こういった時事関連のキーワードは、ネットの有志が情報を整理してくれています。それを利用させてもらいます。
ちょっと時間があるときや、電車待ちの時間にネットで
「キーワード」 + 「まとめ」
とやって検索をかけると(「まとめ」は""(ダブルクォート)でくくったほうがよさそうです)、そのキーワードに対する関連情報がずらずらっと出てきます。後は、解説記事を読むもよし、2ちゃんねるの雑談を読むもよし。
新聞だけで情報を得ていると、意見が偏ります。
これは、新聞の論調に振られてしまうため。新聞は、事実だけを伝えているわけではなく、記者や新聞社、ひいてはスポンサー企業などのフィルターが通ったある種の色眼鏡がかかった状態で書かれています。だから、「原発」についても、「活断層の上にある」というだけで、いかにも、原発のメルトダウンは必然のような書き方がされている。でも事実はそうではない。
そこに気づくためには、色んな意見が必要になるわけです。
そこで、色んな意見を表明しやすいネットでいろいろな角度からの発言を「まとめサイト」で見て、自分の判断に基づいて、「96条はどうすべきなのか」を考えればいいわけです。
■サラリーマンに必要な情報
ただ、実際会社で「96条」について一席ぶつ、などということはめったにありません。アメリカの経済動向や株価が、今日の仕事に反映されるという人も少ないとは思います。
と言って、サラリーマンには必要ないかと言われれば、そんなことも無さそうな気がしますね。
自分の10年後には必要な物かもしれない。
それにある種のキーワードに対して、
公平中立な情報を知っている
その上で、自分の所見を持っている
というのは、会社で一目置かれるために必要な「もの」のひとつでもあるかとは思います。