人間の考える力のパラメータとして、「語彙力」というのがあります。
まぁ、いろいろ理屈はあると思いますが、要するに、人間は言葉を使って考えているということ。
……当たり前ですか
たとえば、山に登ろうと思っている時に、
「ザイル」
という言葉を知らなければ、何が必要なのか考えられないですよね。
仕事の効率化をするのに
・時間管理
・アウトプット
・フレームワーク
などの言葉を使わずに考えることは不可能なわけ。
頭に持っている言葉、自在に使いこなせる言葉が少ない人は、どうしても自分の使える言葉内でしか考えられないため、(ひどい言い方をすれば)稚拙・狭量な思考しかできないことになります。
言葉の量を増やす努力をしないと、自分の思考能力は高まりません。
言葉の量を増やすためには、本を読み、あるテーマにそって様々な言葉で説明をしたり、議論をしたりしないとできるようにはなりません。
だから、私は
・とにかく多くのジャンルの本を読む
・読んだ本で、気になったところを「読書記録」として書き残す
・著者と議論するつもりになって反論を書く
・知らない単語は「信用できるソース」に当たる
という事をやろうと思っています。
まぁ、それで豊富な語彙をみつ付けられたかというと、この記事のレベル…。
ただ、やらないよりは改善しているのではないかと期待してますが。
■余談
ちなみに、「信用できるソース」というのは、Wikipediaは基本的に含みません。
有料の辞書サイトまたは、物理的な百科事典などに当たります。
Wikipediaはお手軽でいいので、よく使いますが、誤記や誤謬も少なくありません。だれでも編集できちゃうので、個人の思考の範囲を出ないです。
大事なものは、それなりに複数の人の校正が入った資料に当たるようにしてます。
みなさんもご注意を。