2021年05月31日

夜中にメールする





メール、いっぱい来ますよね。

今日は普通にメールに返信しても評価を高めるテクニック。




■頑張っても評価されない


基本的に仕事は「成果の量」で評価されるものです。
特に、MBOが日本に導入されてからそういう傾向が強くなって来ました。

一昔前は、「とにかく24時間いつでも仕事をしている」「残業もバリバリこなす」人が評価されてましたが、最近は、「残業しなくても目標をちゃんと達成する」ひとが評価れるようになってきたみたいですね。

ただ、それでも、上司の心理的に「頑張っているから」という評価も多少は残ってます。

だからといって、早出したうえに、最後の一人になるまで残業、なんていうのは、体を壊すだけです。

そこで、適当に仕事をしながら、上司や同僚には頑張っている様子を魅せつけるために、時々私がやっているのがこの方法。

■メールの時刻指定送信


ほとんどメールソフトにはこの機能があります。

ようは、メールを書いておき、時間になったら送信してくれる機能。


どう使うかというと、

 夕方や夜に来たメールに返事を書く
 そのメールの返信時刻を夜中(できたら12時過ぎ)に設定しておく

ただこれだけです。

可能なら、10〜30分おきくらいに4,5通まとめてこれをやります。





■君は何時まで仕事をしているんだね?


このいくつかのメールのうち、1つだけはメールが上司宛だったり上司が興味を持っている話題であるものにします。
それ以外は、CCが入っているだけで充分。

毎回ではないですが、上司は「たまには」メールの送信時刻を気にする時があります。
これが、上記の夜中に時刻指定送信をしたメールなら大当たりです。

 「こいつ、こんな夜中まで、さらに家でも仕事をしているのか。頑張ってるやつだなぁ」

と思ってくれます。

実際には、いっぱい飲んでぐーたら寝ているんですけどね。

目標としては、これを週に1回くらいやります。なるべく継続的に。
そうするとそれにヒットする確率が上がります。
10回やって1回気がついてくれれば、上出来です。


■アピールしてはいけない


1年に1回くらいは

 「××君、君は夜中にメールを返しているんだね」

とかコメントしてくれる時があるでしょう。
その時には、

 「そうなんです。僕って頑張り屋さんなので、来年は給料上げてくださいね」

なんて、(思っていても)口に出してはいけません。
こいつ、「アピールのためにやっているのか」なんて思われた日には、減点される危険すらありますので。

 「いや、デキが悪いので、根性でカバーを……」

とか

 「へへっ…」

とか、言葉を濁してごまかしてください。

これで効果は充分

次回の考課の時には絶対に上司は覚えてます。

ただし、評価出来るだけの実際の成果もひつようですので、成果が上がらないと成績も上がらないですが、少なくとも、多少のミスは目をつぶってくれたり、他の人と同点ならより高く評価してくれたりします。
私が評価するときもそうですから。




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posted by 管理人 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハック:仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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