2021年09月13日

エッセンスを抜き出す





先月でも先週でも構いません。

なにかうまく行ったことを1つだけ思い出してください。

 ・上司に進捗状況を報告したら、褒められた
 ・会議でたくさん発言できた
 ・契約がとれた
 ・設計書のデザインレビューで指摘件数がゼロだった

なんでも。




■抽象化


では、それはなぜうまく行ったのでしょうか?

 ・報告する前に報告する事項をノートに書き出しておいた
 ・会議が始まる前に、その会議の目的に沿ったアイディア出しをした
 ・お客様とすごくいい意思疎通ができた
 ・チェックリストを使って、レビュー前に自己レビューをした

などなど。
それがうまくいくために、いつもとちょっと違うやり方をしたとか、あるいはいつもやることをやらなかったとか。

その原因(うまく行ったのだから要因といったほうがいいですか)はきっとひとつではないかも知れません。

それらを書き出してみてください。ここ大事。書き出すこと。

頭のなかで考えていることは、大体の場合「イメージ」です。でも書きだそうとすると、「言語」にしないとできません。言語にするとものごとがはっきりします。

その良かったポイントを、明日の何かのタスクで実施するためにはどうすればいいでしょうか?

明日は、プロジェクトの進捗会があるなら、同じように現在のプロジェクトの自分担当の部分の進捗状況を書き出してみて、それを見ながら報告するようにしてみると、うまくいくかもしれない、と考えるわけ。

そういう風に横展開を考えてみると

 ・事前に考えをまとめて書き出しておくとスムーズにものごとが進む

ということに気がつくわけです。

これが抽象化
うまくいくためにするべきこと(あるいはしてはいけないこと)を多くの事象にも当てはまるようなルールとして考えるわけです。





■ルールブックを作ろう


こういった抽象化された「仕事がうまくいくためのエッセンス」を抜き出して、ルールブックを作りましょう。
それはあなたにしかない、あなたの仕事にあった、あなたが経験的に得られた重要なルールです。

他人が抽象化して書いたビジネス書などは、自分に当てはめてみるのは案外難しいです。
なにしろ、著者とあなたでは、持っている経験・知識がまるで違う(著者より劣っていると行っているわけではありません)。それよりも、あなたが経験の中で得られたエッセンスを、ほんの目次に見立てて、どんどん書き出していくと、あなただけのノウハウ集ができます。

このノウハウ集に書いてあることなら、いいこと悪いことなんでも、あなたの経験に基づいて話が出来ますよね。きっと講演だってこなせるでしょう。



■同じテーマの記事

ザ・プレゼンテーション

今日は、すごいプレゼンテーションの技術の本。プレゼンの小手先のテクニックを書いたビジネス書はたくさんありますが、これはプレゼンの本質に迫る素晴らしい本です。一つ一つの身振り手振りや、目立つようなアニメーションの技術はさておき、プレゼンにおいて、どのように人を感動させ、どのようにプレゼンターの望む行動を起こさせるか、それが過去の素晴らしいプレゼンテーションを例に解説がしてあります。2007年のMacworldで、90分のうちに80..

メモの寿命は12時間

だれかと話をする時メモをしてますか?そのメモを見返してますか?メモの目的メモをする目的というのは、忘れないようにするためですね。でもそのメモ自体を紛失してしまえば、「確かメモったんだけどなぁ…」ということになりかねません。本記事では、メモとノートは別物としつこく書いてます。メモは、ちょっとひらめいたことや人と打合せをした時に記憶しておかなければならないことのキーになる単語を走り書きするためのものです。以前紹介した高速メモの技術のように、省略や記号化をし..

貢献をしない

貢献に焦点を合わせることこそ、成果をあげる鍵である。仕事の内容、水準、影響力において、あるいは、上司、同僚、部下との関係において、さらには会議や報告など日常の業務において、成果をあける鍵である。P.F.ドラッカー(著) 『プロフェッショナルの条件』−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−P.F.ドラッカーの著書をはじめ、多くの自己啓発系のビジネス書では、こんなふうに..

引き継ぎをする

サラリーマンは、だいたい期末や期初に業務や担当が変わったり、昇進昇格によって仕事内容が変わったりします。そのときに、以前その業務をやっていた人がいるはずですよね。あらたに仕事を作ったのではない限り。そういうときに、前任者からきちんと引き継ぎをしてもらってますか?実はわたしは引き継ぎをしてもらった経験があまりありません。知らない人が困っても痛くも痒くもない一番仕事で困るのは、「その前がどういう状態だったのか」がわから..

溜まりまくった受信箱を瞬時に空にする方法

仕事にもよりけりですが、私の場合1日に受信するメールの量はだいたい300件±100件くらいが普通です。で、出張やら休暇やらを複数日、1週間もメールをほとんど処理しない日が連続すると、目も当てられない状況になります。そんなときの必殺のメール処理方法があります。一瞬で受信箱のメールをゼロにする方法一瞬で受信箱にたまりまくったメールをゼロにする必殺の方法はメール一覧を出した状態でCTRL+A を押す(すべてのメールが..

部下からの不平不満は上司の勲章

『課長のルール』という書籍から。部下に嫌われることを恐れるな誰だって人から嫌われたくはありません。部下とも末長く仲良くやっていきたいものなのですが、最近の若い世代は少々事情が許さなくなってきているようです。::(中略):おそらく部下に気を遣って気が引ける場面も多いことでしよう。しかし、部下に遠慮するのは絶対に禁物です(変に高圧的になってもだめですが)。さらにちよ..






posted by 管理人 at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。