本日は、NexusFileで気に入っている機能や便利な使い方についてご紹介します。
ここからの説明でショートカットキーが記載されているものは、現在の私のNexusFileの設定です。たぶんカスタマイズされていますので、標準での設定ではない可能性があります。
現在の設定は、機能名を上げておきますので、
ヘルプ(H)→S.ショートカットキー
を押してご確認ください。
■複数のファイルを素早く選択する
ファイルを選択するときには、
そのファイルにカーソルを当てて、スペースバーを押す
というのが基本です。スペースバーを押すとカーソルはしたに移動するので、ある条件でソートしておけば、スペースバーだけで複数のファイルを選択することができます。
ただ、なかなかそうも行かないような場合は、
カーソルキーでカーソルを移動
スペースバーで選択
を繰り返すことになります。
・連続した大量ファイル
連続した大量のファイルを一気に選択するときには、先頭のファイルを選択肢ておいて、SHIFTキーを押しながら最後のファイルをクリックしてやれば一気に選択できます。
・ワイルドカードで指定する
例えば、そのフォルダにある htm ファイルをすべて選択肢たいときには、
拡張選択 CTRL+U
とやってやると、ダイアログボックスが開いて、ファイル名を聞いてきますので、そこで選択肢たいファイル
*.htm
と入力すれば、一気に選択ができます。
・全部
全部のファイルを選択肢たいときは
すべて選択 ALT+U
を押せば、一気にファイル選択ができます。
1回めはファイルだけが選択されて、もう一度 ALT+U してやると、フォルダも含めて全部が選択できます。
■フォルダ名
それぞれのペインの上にホームベースのような形をした、パス(フォルダリスト)が表示されてます。
これをクリックすると、親のフォルダであれば一気にそのフォルダへ移動できるのは、エクスプローラーでも同じです。
NexusFileはその右側に▼のマークがありまして、それをクリックすると、ドライブリストが表示されます。ここからドライブに移動することができます。
さらに、このホームベースのような形の三角形部分 > のところをクリックすると、そのフォルダに含まれる兄弟フォルダの一覧が表示されます。
意外と気づかないですが地味に便利です。
■垂直ツールバー
2つのペインの間に、→や←、数字、変な記号が書かれてますね。
これが垂直ツールバーというやつで、ここにも機能が割り当てられています。
ま、簡単な機能ばかりですが、
→ 左ペインのフォルダを右ペインにも表示する
← 右ペインのフォルダを左ペインにも表示する
◇ 選択・選択解除
三角 コピー
ソート方法の設定
列表示の設定
などなど
■フォルダツリー
F10で呼び出せます。
そのドライブのフォルダのツリー構造を一気に表示する機能です。
ただし、これはすべてのフォルダを検索するので反応が遅いですが、一度表示してしまえばキャッシュされるので、次からは高速に表示可能です。いちいちフォルダを順番に開いていくより、便利です。
■アーカイブ
zipなど海外で使われるアーカイブ形式にしか対応してませんが、アーカイブファイルを直接操作することができます。私はLZH形式をよく使うので、ちょっと残念なのですが、zip形式なら、こちらのほうが簡単に操作できます。
■テキストファイル表示・編集
NexusFileには内蔵のテキストファイル・画像ファイルの表示機能はありませんが、アプリケーションを登録しておけば、そのアプリケーションにファイルを渡せます。
私の場合
テキストファイル表示(V) → 画像表示(xnview)
テキストファイル編集(E) → エディタ(sakura)
に設定して使い分けてます。
もちろん、拡張子ごとに「開く」の動作を設定しておけば、リターンキーで開けますが、VBAなどプログラムは、編集する場合と実行する場合があるので、
CTRL+Bは常にそれをエディタで開く
と設定してます。
■オリジナルコンテキストメニュー
NexusFileはWindowsのコンテキストメニューメニュー(ファイルを右クリックした時にでるメニュー)ではなく、独自のコンテキストメニューを持ってます。
これが、ファイル操作ではやりたいことがほとんど登録されているので、こっちのほうが便利、ていう感じを受けてます。ファイル操作以外は、やっぱりWindowsのコンテキストメニューが必要な時もありますが。
■パス+ファイル名取得
よくメールなどで共有フォルダのパス+ファイル名を書くことがありますよね。
このとき、エクスプローラーだと、
ALT+D、CTRL+Cでパス名をコピー
メールに貼り付け
F2キーでファイル名をコピー
\ 記号を入力した後に、ファイル名を貼り付け
拡張子は手入力
ってやってません?
私はエクスプローラーでやるときには、「送るフォルダ」に
ClipName
というツールが入れてあって、これに「送る」とクリップボードにパス名+ファイル名を取得するようにしてますが、NexusFileだと、
ALT+ENTER
※確かこれもカスタマイズした記憶がありますので、ディフォルトではありません
で一発で取得できます。
その他に、
フルパスをコピー
ファイル名のみコピー
パスのみコピー
の機能がワンアクションで使えます。
■拡張リネーム
拡張リネームは、いろいろなリネーム方法をタスク形式で組み合わせて実行できる、便利ツール。
特定の文字列を削除したり、連番を追加したりと非常に便利に使ってます。
ただ、どういうわけか、「リネーム実行」をしてもそれが反映されない時が、非常にまれですがあります。そのフォルダはどうしてもリネームできないので、ファイルを別のところに移すと、ちゃんと動くようになります。
「おっかしいなぁ〜」
と思って、元のフォルダでやるとちゃんとできるので、なにか都合の悪いことがあるのでしょうかね?
ただ、これは、最初に対象のファイルを選択しておいた状態で、その並び順にしか連番が付けられないというちょっと残念な点が。
できたら、リネームの設定ダイアログの中でファイルを追加したり、連番の並び順を設定したりできるといいのですが…
■まだまだある
お便利機能はまだまだあって、いろいろ気に入っているところはあるのですが、長くなっちゃいましたのでこのへんで。