随分前に紹介しましたNexusFileですが、久しぶりに再度ご紹介。
何回かに分けてご紹介します。本日は、インストールから初期設定の変更方法について。
■オススメ
多くの方が、PC(Windows)を操作するときには、
エクスプローラーを開いて
そこからファイルを探して
ダブルクリックしてファイルを開いて
作業開始
という手順でやりたいことにたどり着いていると思います。
ただ、この作業結構時間を食っていると思いません?
まずエクスプローラーを開くと、必ず「コンピュータ」から始まります。つまりフォルダツリーの深いところにあれば、それだけフォルダを順番に開いて行かないといけません。
もし、そのフォルダへのパスがわかっていれば、
ALT+Dでパスの入力にフォーカスして
直接 \\(コンピュータ)\(フォルダ)\フォルダ……
などと入力することも出来ますが、それでもタイプ数はバカになりません。
よくネット上で見かけるヒントは、フォルダのショートカットを作ってデスクトップにおいておくという方法ですが、よくアクセスするフォルダが10個もあれば、デスクトップがフォルダへのショートカットだらけで探さないと開くことができない、という状態。
エクスプローラーを使いやすくするようなヘルプツールもあるのですが、根本的に、エクスプローラーじゃない方法のほうが私は好みです。
それで以前は「だいなファイラー」というのを使っていたのですが、Windows7になったら、どういうわけか起動毎にワーニングメッセージが出るようになってうっとおしくなったので、有名なファイラーをいろいろ試して、結局行き着いたのがこの
NexusFile
というわけ。
このファイラーの特徴は
・2画面
・キーボード操作が直感的
・マウス制御もできる
と、私の希望にピッタリだったのと、何より
表示がクール!!
というのが気に入りました。
……というのが前回のご紹介の要約。
■準備
ということで、本日は、NexusFileの便利な使い方や設定をご紹介します。
まずはインストールしないといけないのですが、
ベクター
作者のページ
のいずれからでもOKです。
インストール時には言語選択ができるので、日本語を選べば問題ありません。
インストール後は、こんな画面になるはず(作者のページから頂戴しました)
■設定変更
まずは表示全体を変更します。表示(W)メニューから
・スキン = 好きな色を(私はgray)
・ドライブボタン = ナシ
・一覧表示 = 詳細表示
・列表示 = 列表示3
・ツールバー = ナシ
・ドライブボタン = ナシ
・ソート = 時間でソート
・隠し属性ファイルを表示 = アリ
これで、がかなりスッキリします。
■オプション設定
オプション設定は、「ツール(T)→オプション(O)」から。
◆表示
まず表示タブは時間書式が AM/PM 方式になっているので、24時間表示に変更。
フォントは、Meiryo UI, 9, 0にします。普段はMSゴシックを使うのですが、NexusFileだと、すごく間延びした感じになるので、これが良さそう。
◆外部プログラム
ここには画像エディタとテキストエディタを登録します。
また、圧縮ファイルには、お気に入りのアーカイブソフトを登録しておきます。
私はこれらの圧縮はNexusで直接やらせてしまうので、選択してありませんが。
◆パス
ここは設定してもしなくてもいいですが、私のように、マイドキュメントフォルダを使わずに、固有のフォルダを作っている時には必須で変更します。
ここに設定しておくと、そのフォルダに飛んで行くのがすごく楽になります。
詳細は明日の記事でご紹介します。
◆ファンクションキー
これをどのようにカスタマイズするかによって、使い勝手が最も変わるところ。
私の場合は、仕事の進み具合によって、あるいは興味が色々変わるごとにしょっちゅう見なおしてます。現在はこんなふう。
・F2とF3は標準のまま。
・F4・F5・F8は割りと押しやすい位置になるのでここに重要な機能を割り当てます。
・F4は Grep
・F5は、そのフォルダでエクスプローラーを立ち上げる
・F8は、そのフォルダでコマンドプロンプトを開く
NexusFileにはどういうわけか、サブフォルダまで含めて検索する機能がありません。
しかたがないので、エクスプローラーを立ち上げて、検索をさせます。
以前紹介したJgrepも使いますが、これはエクスプローラーを立ち上げて、さらにそこからJgrepを呼んでます。
◆Etc.
このタブでは
・コメントファイル"description"を読み込む = チェック
・NexusFileの複数起動を禁止する = チェック
・SHift+ドライブレター…… = チェック
とします。
透明ウインドウはもちろんチェック。
■続きは明日
また長くなっちゃいましたので、本日は初期設定まで。
明日は、いろいろなショートカットの設定についてご紹介します。
画像エディタとテキストエディタを登録したのですが、TXTファイルをクリックしてもメモ帳からしか表示出来ません。
画像は登録したXnviewでなくフォトビュアーで表示されます。何かやることが抜けているのでしょうね。お手数ですが教えていただければ嬉しいのですが。
よろしくお願いいたします。
「ツール」→「オプション」の「外部プログラム」で設定した場合、実行するにはメニューの「ツール」→「テキストファイル表示」または「テキストファイル編集」を選択します。
私は、拡張子を見てアプリを切り替えるために、両方とも同じバッチファイルを起動するようにしてあります。バッチファイル側では、渡されたファイルの拡張子によって Windows の関連付けではないファイルを開くようにしています。
これにはショートカットキーが設定できますが、標準のままでしたら、ALT+T→V または ALT+T→ F で開くことが出来ますよ。
もし、リターンキーで xnview や テキストエディタで開くようにしたければ、Windows の関連付けを変更する必要があります。
こちらは、
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018054
などをご参照ください。
ご参考になれば幸いです。