2021年03月15日

リボンのショートカットキー





ご存じのとおりWindows 8のエクスプローラーやMicrosoft Office(マイクロソフトオフィス)は、メニューバーやツールバーの代わりにリボンというUI(ユーザーインターフェース)を備えています。普段はエクスプローラー上部に隠れており、タブをクリックするなど必要に応じて現れるため、Windows XPのエクスプローラーや、Windows Vista/Windows 7のエクスプローラーと比べてて使いやすくなったと感じる方も少なくないでしょう。

本日は、エクスプローラなどのリボンをす爆操作するためのショートカットキーをご紹介します。

※以下簡単に書くために、省略表記を使います。簡単な例を書いておきます。




※ CTRL+A    「コントロールキーを押しながらAキーを押す」と読んでください。
※ ALT+H, H, C  複数のキーを順番に押す場合は , で区切って表記します。

※ 制御キーは
※    コントロールキー   CTRL
※    ALTキー        ALT
※    SHIFTキー       SHIFT
※    Windowsキー      WIN
※ のように表記します。





■リボンの最小化


ファイルを探すだけならリボンはほとんど要りません。ですので、必要に応じて出したり、引っ込めたりしたいですね。

そこで、使えるのが

    CTRL+F1

これで、リボンがでたり、引っ込んだりします。

普段は最小化しておき、必要に応じて引っ張りだすことができます。

これはOffice2010, Office2013などでも同じなので、画面を広げたいときにはこの技は便利ですよ。

■アクセスキーでリボンを制御する


アクセスキーと言うのは、ALTキーをおした後にリボンのそれぞれのボタンの付近に表示される小さな文字のこと。この文字に対応するキーを押すと、そのリボンの機能が実行されます。

これは実は覚える必要がありません。

必要であれば表示されますので。
ただ、よく使う機能は自然と覚えてしまうでしょう。

私がよく使うのは

  ALT

だけまず押してしまう方法。

そうすると、リボンのトップタブ(最上位層のメニュー)が選択されて、アクセスキーが表示されるので、対応するキーを順番に押していく事ができます。
たとえば、

  ALT, V, N

と押せば「ナビゲーションウインドウ」がON/OFFできます。

これは単なるなれの問題なので、最初はマウスのほうがわかりやすいと思われるかもしれませんが、キーボードで操作することを体が覚えてしまうと、圧倒的に早くなります。

■リボンを最小化しておく


リボンの表示・非表示の状態は、直前にどうなっていたかに影響されます(プログラムの終了前の状態)。
私の場合キーボードで操作することが多いのですが、時々リボンを開いて使います。それが、次にエクスプローラを立ち上げた時に引き継がれちゃうんですよ。
そこで、必ずリボン最小化状態で立ち上げるように設定してます。以下の手順

★――――――――――――――――――――――――――
1. 管理者権限でレジストリエディターを起動します。
2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorerキーを開きます(ない場合は作成します)。
3. DWORD値「ExplorerRibbonStartsMinimized」を作成し、値のデータを「1」に変更します。
4. レジストリエディターを終了し、Windows 8へ再サインインします。
――――――――――――――――――――――――――★



■ウインドウ自体のショートカットキー


順番が逆になりましたが、エクスプローラを立ち上げるには

  WIN+E

で立ち上げることができます。終了するときには、

  ALT+F4

ですね。

その他

 ◆ALT+SPC
  ウインドウを最大化したり、最小化したりするのに使えます。旧Windowsも共通。
    ALT+SPC, N   最小化
    ALT+SPC, X   最大化
  です。私はこのキーを enthunble というソフトでワンキーで生成するようにしてます。
 ◆ALT+ENER
  プロパティを開きます。
 ◆CTRL+N
  新しいウインドウを開く
 ◆F1
  ヘルプを開く
 ◆CTRL+W
  ウインドウを閉じる

ココらへんはほとんどのWindowsアプリは同じです。

■エクスプローラのショートカット(表示関係)



 ◆CTRL+SHIFT+N
  新しいフォルダを作成する
 ◆CTRL+ALT+数字
  表示方法を切り替える
    1: 特大アイコン
    2: 大アイコン
    3: 中アイコン
        ;
    6: 詳細表示
    7: 並べて表示
    8: コンテンツ表示
 ◆ALT+P
  プレビューウインドウをON/OFFする
 ◆ALT+SHIFT+P
  詳細ウインドウのON/OFFをする
 ◆WIN+HOME
  Windows7では使えませんが、これで現在アクティブでないウインドウを最小化します。
  私は他のウインドウが目に入るとついそちらが気になって、やっているタスクを放り出して別のことをし始めてしまうので、気が散らないように、必ずひとつのアプリだけをデスクトップに表示させておくようにしてます。この時使えるのがこのキーです。

■エクスプローラのショートカット(操作関係)


 ◆CTRL+A
  すべてのファイルやフォルダを選択する
 ◆CTRL+C
  指定されたファイルやフォルダをコピーする
 ◆CTRL+V
  コピーされたファイルやフォルダを貼り付ける
 ◆CTRL+F
  ファイルの検索

ここまでは、大体の人が知ってますね。今更教えてもらうまでもないくらい。
以下はちょっと知らない人が多いみたい(私の知り合いだけかも)。

 ◆CTRL+E F3
  検索BOXにフォーカスを移動する
  ちょっと次の項で追加解説します。
 ◆CTRL+Y
  リドゥ

これ以外と知らない人が多いんですよ。「リドゥ」と言うのは、いまやった操作を新しい操作対象に繰り返すこと。
エクスプローラでは登場場面は多くありませんが、EXCELなどでも同じように働きます。

たとえば、あるセルに色を付けたら、別のセルを選択して、CTRL+Yってやると同じようにセルに色がつきます。

■メニューキーでデスクトップ検索を実現する


Windows8になったら、F3による検索がチャームからの検索になってしまいました。これが実に鬱陶しい。
そこで、検索がエクスプローラで実行できるように設定してしまいました。

★――――――――――――――――――――――――――
1. 管理者権限でレジストリエディターを起動します。
2. HKEY_CLASSES_ROOT\DesktopBackground\shell\Searchキーを開きます(ない場合は作成)。
3. 文字列値「Icon」を作成し、値のデータを「imageres.dll,-177」に変更します。
4. HKEY_CLASSES_ROOT\DesktopBackground\shell\Search\commandキーを開きます(ない場合は作成)。
5. 文字列値「(既定)」の値のデータを「explorer.exe search-ms:」に変更します
6. [F5]キーを押してからレジストリエディターを終了します。
――――――――――――――――――――――――――★


これで、デスクトップを選択した状態で、

 OPTION, S
 または右クリックメニューを出しておいて Search という選択肢を選択

してやると、エクスプローラが検索BOXにフォーカスがあたった状態で立ち上がります。

■ご注意


レジストリを操作するときは十分注意をして実施してください。
キーの名称などは気をつけて書いているつもりですが、もし間違っていたらごめんなさい。
自己責任で、よろしく…。





posted by 管理人 at 04:30| Comment(0) | TrackBack(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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