■α波
α波というのを聞いたことがある方も多いと思います。見たことはありませんが…。
ウィキペディアによると
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アルファ波(アルファは、α波)はヒト・動物の脳が発生する電気的信号(脳波)のうち、8〜13Hz成分のことをさす。アルファ波という名称は、ヒトの脳波を初めて記録したハンス・ベルガーが命名し、彼にちなんでベルガー波、ベルガーリズムとも呼ばれる。
安静(リラックス)・閉眼時の脳波においては、他の周波数成分に比べてアルファ波の占める割合が高く、基礎律動の主成分をなす。(これは通常、目視でも確認できる。)アルファ波の発生機序については様々な仮説が提案されているものの未だに不明である。しかし脳や意識の状態によって変化することが経験的に知られているため、意識障害、認知症、精神疾患、睡眠障害などの診断補助・状態把握に用いられることがある。その他に、生理学、心理学などの研究目的で用いられることもある。
頭皮上電極による脳波では、後頭部を中心として観察される。しかし後頭葉以外でもアルファ帯域(8〜13Hz)の電気的振動が発生しており、中心溝周辺のものはミュー(μ)律動、側頭葉周辺のものはタウ(τ)律動、二次感覚皮質周辺のものはシグマ(σ)律動と呼ばれることがある。ミュー律動は体性感覚・運動などと、タウ律動は聴覚処理などと、シグマ律動は体性感覚処理などと関連があるといわれている。
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だそうです。
よくわかりませんが、とにかくリラックスしている時にでる脳波で、これを意図的に作り出せるようになると、ちょうどアルキメデスがお風呂でアルキメデスの原理を思いついたように、今まで解決できなかった大変な問題が、突然解決できる、みたいなことになるかもしれません。
これにいいのは瞑想をすることだそうです。
私は、瞑想に関する書籍を何冊か読んで、その中で続きそうな方法を、しばらく前(ウツから復帰した時)からやってます。
うまく何も考えない時間が作れたり、まったくできなかったりですが。
本日は、「アイディアバイブル」という本に紹介されていた、α波を作り出す7つ方法のご紹介。
■1.回想旅行
最も深く、リラックスして心穏やかだったときのことをできるだけ詳しく思い出そう。回想しながら太陽の光と砂を感じよう。暖かいそよ風に吹かれよう。カモメ、船。
あの日の状況や出来事を詳しく思い出せば、リラックスした状態は深くなる。
リラックスにつながるイメージを呼び覚ましたとき、感じた心地よさをはっきり口に出してみる。
「気持ちがいい」が満たされて、調和がとれて、私とすべてのものが過去を回想する旅を楽しいと感じられる間ずっと続けてみよう。
■2.ゼリー・シンド口ーム
この方法は筋肉をリラックスさせるテクニック。まず身体を楽にする。爪先から頭皮に至る、一つひとつの筋肉を川頁番に弛緩させてゆき、身体全体を弛緩させるのが基木だ。筋肉が順番に緩んでいくにつれ、身体の緊張がほくれていく様子を想像してみよう。
特別に意識はせず、筋肉を順々に緩めていく。眉間にしわを寄せるのをやめ、手、腕、肩、顎と少しずつ、少しずつ力を抜いていく。順番に筋肉を緩めることで意識が鎮められ、穏やかで深くリラックスした状態に達することができる。すると無意識の底から、あの静かなささやきが聞こえてくる。
身体の力が抜けてしなやかになったら、お腹からゆっくり深く呼吸する。肺に空気を杯入れ、息を吸いながら[リー一一一」と声を出し、いったん息を止める。そして「ラー一一ークス」と声を出しながら、息を吐き出す。この動作を、完全にリラックスできるまで続ける。
完全にリラックスできたなら、自分が穏やかでゆったりとした、より深い意識レべルへ運ばれていく感覚がわかるだろう。深いレべルのリラックス状態に上手に達したかどうかについて思い脳むことはない。流れに任せていればいい。いつの間にか、ゼリーのようにふにゃふにゃになって横たわれるようになる。
■3.トルーマン大統領の塑壕
人間は誰しも自分自身の秘密の楽園を、しかも自分の好きなやり方でつくることができる。目を閉じ、できるだけゆったりとリラックスしよう。理想的な環境にいる自分の姿を想像する。森や海辺、山や草原、洞穴、塹壕、砂漠など好きな場所ならどこでも構わない。
暖炉のある家や、海辺に建つ藁小屋、地球を回る宇宙船、柔らかい光に包まれた静かな場所などが見えてくるだろう。
浮かんできたイメージがあなたにとっての特別な場所だ。その楽園へは目を閉じて願いさえすれば行ける。平和や静寂が欲しいときには、いつでも秘密の楽園に籠もることができる。
■4.熱気球
目を閉じ、10から1へ数を数えながらゆっくり深く息をして、徐々にゆったりとリラックスしよう。リラックスできたら、巨大な青い熱気球が緑の草原の真ん中に置かれているシーンをできるだけ鮮明に思い浮かべてみる。そして心配事という荷物をすべて気球の吊り総に詰め込み、籠が一杯になったら熱気球がふわふわと浮かんでいくと想像する。熱気球が心の重荷をみんな運び去ってくれるから、もうそれ以上何も心配することはない。
■5.手を放す
サルを捕まえるには、ナッッを入れた口の狭い瓶を地面に埋めておけばいい。サルが瓶に手を突っ込み、ナッッをひと握りつかむ。ところが瓶の口が狭いので握った拳を引っばり出せない。しかしサルはナッツを放そうとせず、結局民にかかって捕まってしまう。自分の思い込み、考え、脳み、心配を後生大事にして手放さずにいると、サルのように毘にかかってしまうかもしれない。もし今、何らかの心理的な壁を感じているのであれば、この方法を試してみよう。その障害となるものが指輪のような、身につけているものに表されていると想像する。その指輪を外すことを思い描けば、解放され、リラックスした気持ちになれる。
■6.温かい石
ストレス緩和に効果があると言われている自律訓練法を行うと、意識の変化に呼応して身体を動かせるようになる。「リラックス」という抽象的な概念を考えることを難しいと感じる人でも、「温かさ]や「重さ」を想像するのは簡単だ。手が温かくなったり、腕や脚が重くなるのを想像することによって、リラックスすることを可能にする自己催眠状態に入ることができる。
べッドの上に身体を伸ばし、腕や脚が石のように重くなって横たわっている姿を思い浮かべる。マットレスはあなたの重く、動かない身体を受けて沈み込んでいる。マットレスは身体の重みでたわみ床につきそうになっている。
目を閉じて2〜3分深呼吸をし、次の言葉を声には出さずに心の中で繰り返し唱える。
「私の手は温かい。私の脚と腕は石のように重い」
手が温かくなり、腕と脚が重くなっていくのを感じよう。
■7.アウム
「アウム」とはよく使われるマントラで、万物中に現れる宇宙のエネルギーの音を表している。まず口の奥で「アー一一」と音を出し、次に口全体で「ウー一一」の音、「ムー一一」の音は口を閉じたまま発する。どの音にも母音が含まれている。子音は母音をさえぎるもの、言葉はすべて「アウム」からの派生だと考えられている。
「アウム」とは人間を森羅万象に結びつけるシンボリックな音で、4音節からなると言われる。
「A−U−M−−−」続く4番目の音節は無音であるが、これをなくして「アウム」は成立しない。
「アウム」と唱えるチべット僧の声を聞くと、その意味もわかると思う。
ハーバード大学の研究によれば、マントラには高血圧患者の血圧を下げる効果が非常にあったという。研究では伝統的マントラが持っている宗教色を排除するために、患者には1(one)、私(me)、サッマイモ(yam)、オー(oh)といった1音節の言葉を使ったとのことだ。
■やれるかな?
いかがだったでしょう?「これなら」と思えたものをやってみてはいかがでしょうか。
最初のうちはなんだかよくわかりませんが、慣れてくると、自然にできるようになります。
私ができるのは、回想旅行と、温かい石だけですが。
アウムもやってみているのですが、イマイチよくわからない。
ただ、これをやるようになってから、ちょっとプレッシャーがかかっている時でも、ちゃんと寝られるようになったと言うのは、かつての自分からするとすごい進歩だと思えます。
■参考図書
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■参考Web
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◆以下は、リラックスしたいときに私が聞いている音楽です
いいスピーカーで聞いてください。
ラブ・バラード6~α波オルゴール・ベスト
α波 1/fのゆらぎ?雨音のモノローグ
◆以下は、Youtubeにアップされている音楽。映像も綺麗です。
いいスピーカーで聞いてください。
睡眠用BGM 究極に眠れる癒しの音楽 α波
http://www.youtube.com/watch?v=61QLptIYeZQ
癒し 音楽*幻想的な究極の癒しα波
http://www.youtube.com/watch?v=VySNn0Q15Io
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