本日は、私がやる気がでない時に、「ちょっとだけやってみよう」と思えるようにするために、繰り返し読み返している本のご紹介。
読み返していると言っても、ほとんど目次だけなのですが、ひとつひとつはすごく薀蓄のふかいお話で、1つづつで本記事なら2〜3回はかけちゃうようなイメージ。
すべてをやることはできないですが、今すぐ何かひとつやってみようとすると、ちょっと行動ができるようになります。
もし、「あ〜、こんな作業かったるいな」と思ってしまったら、気分転換にこの本にあるようなことを何か一つだけやってみるのはいかがでしょうか。
私にはすごく効果があります。
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 (だいわ文庫)
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■要約
◆目次
(01) 「目標」をつくる
(02) 相手の話を聞く
(03) やる気を下げない
(04) 変えられないものに執着しない
(05) 「できない理由」を考えない
(06) 運を上げない
(07) 素直になる
(08) いい人ぶらない
(09) むずかしく考えない
(10) メモをする
(11) グチらない
(12) 無意識化する
(13) 型にはまる
(14) 人のせいにしない
(15) 短期で考えない
(16) がんばらない
(17) 見返りを期待しない
(18) 自己責任にする
(19) 根拠を探す
(20) 時間を大切にする
(21) 「朝 5 分」に一番力をそそぐ
(22) 定位置をつくる
(23) 全部予約する
(24) 体を動かす
(25) しっかり眠る
(26) 書店に足を運ぶ
(27) マニュアルを熟読する
(28) 我流でやらない
(29) 強制力を利用する
(30) モノを捨てる
(31) 調べつくす
(32) 二度寝しない
(33) 2 次会には行かない
(34) ファイリングしない
(35) 家計簿をつける
(36) 二度と同じことをしない
(37) 時間割で動く
(38) やらないことを決める
(39) 「お手本」を見つける
(40) パソコンを頻繁に買い替える
(41) 外に出る
(42) 相手を変えようとしない
(43) 遅刻しない
(44) ルールを覚える
(45) 先を読む
(46) パソコンとケータイに詳しくなる
(47) 議論しない
(48) 聞く前に調べる
(49) 会社に依存しない
(50) 「仕事」をする
(51) タッチタイピングを極める
(52) 自己紹介しない
(53) 付き合い酒をしない
(54) 英語を勉強する
(55) 人脈をつくる
■キーポイント
★P20━目標を作る━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
私は仕事もプライべートも、すべて目標をつくるようにしています。目標もなしに行動すると、面倒くさいことが起きるに決まっているからです。
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わたしは別に、道徳的な話として「人は目標を持っべきだ」と考えているわけではありません。ただ単に、目標がないと、あとになって一面倒くさい」ことが起こるから、そうしているだけの話です。
目標という言葉を、むずかしく考える必要はありません。旅行先と同じ感覚で、単純に「行きたい場所」や「なりたい自分」を決めてしまえばいいのです。そして目標さえ決まってしまえば、いまのあなたがやるべきことがわかるはずです。面倒くさいことが起こらないよう、どんな自己投資が必要かわかるはずです。仕事であれ人生であれ、海外旅行と照らし合わせながら考えてみるといいでしよう。
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★P30━変えられないものに執着しない━━━━━━━━━━━━━★
物事には、自分の力で一変えられるもの一と「変えられないもの」の 2 つがあります。
たとえば、急ぎの用事でタクンーに乗ったのに渋滞に巻き込まれた。これは自分の力ではどうしようもないことです。怒鳴ったりクラクンョンを鳴らしたりしても、渋滞が解消されるわけではありません。
事故や車両故障で電車が遅れたときも同様です。こうした「変えられないもの」に執着することは、時間の無駄であるばかりか、余計なストレスを増やすだけの、非常に面倒くさい行為です。
一方、「変えられるもの」はなにかといえば、白分の思考と行動です。タクンーで渋滞に巻き込まれたとき、「よし、ちょうどいい時問ができた」と気持ちを切り替えて、書類の整理をしたり本を読んだりする。電車が遅れたときも、駅員さんに詰め寄るようなことはせず、気分を落ち着けて英単語の勉強でもする。
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★P48━グチらない━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
気分をコントロールしようとするときまず注目すべきは言葉てす。前向きな言葉を口にすると気分は晴れてきますし、後ろ向きな一旨葉を口にすると気分は暗くなる。
わたしたちの意識は、かなりの部分が自ら発する言葉によってコント口ールされるものなのです。
そして言葉のうち、特に気をつけたいのがグチの存在です。
会社のグチ、ヒ司のグチ、部下や同僚、それに妻や夫のグチ。誰かと会うたび、お酒を飲むたびにグチをこぼす人は非常に多いものです。
これが後ろ向きな言葉であることは当然ですが、グチが「解決策のない言葉」であることを忘れてはいけません。
イヤなことが起きたとき、自分の中に解決策がないからこそ、グチが出てくるのです。それをグチってみても、解決策が生まれるわけでもないし、一歩も前に進めないのは明らかなのです。ですからわたしは、いっさいのグチを口にしません。
もちろん仕事をし、生活をしていれば、イヤなことや大変なことは発生します。そんなとき、わたしはグチをこぼす前に「これはトレーニングなんだ、筋トレなんだ」と思うことにしています。
そもそも人間には、自分の能力で解決不能な問題というのは、降りかかってきません。
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★P98━二度寝しない━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ニ度寝は、その瞬問は気持ちよく感じるものです。しかし、一度目が覚めた脳を再ぴ眠らせることは、次に起きたとき余副に疲れていることも少なくありません。少なくとも朝日を浴びて目が覚めたということは、体内時副がリセットされたわけなので、多少つらくてもそのまま起きるのがいちばんなのです。
ボイントは、パターン化、儀式化してしまうこと。わたしの場合、起さる → 新聞を取りに行く → 水を飲む → 窓を開けて換気する。このように、体を先に動かしていくことで、ぼんやりした脳が目覚めていきます。布団に潜ったまま眠気が消えるのを待っていても、なかなかうまくいきません。
また、わたしは昼食後に15分程度の昼寝をしています。たった15分でも非常にスッキリしますし、最近の研究によると、昼寝には午後の記憶力や作業効率を向上させる効果があるといいます。そして普段の睡眠時問は90分の倍数を目安にするといいそうです。
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◆参考図書
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