2014年01月23日

好き嫌い


嫌いな食べ物はありますか?

私はよく仕事で海外に行きます。主に東アジア、東南アジアが多いですが。

このため現地の人と食事に行くこともよくあるのですが(ほとんど飲み会に近いですが)、困るのは現地の人は、食べ物にいろいろ制約があること。

 ・日本食はダメ
 ・辛いものはダメ
 ・(宗教的な理由で)豚肉はダメ

などなど。

これが大勢になると、みんなが食べられるものがひじょうに限られてしまい、結局行くのはいつも同じ所、とかになってしまいます。

まぁ、現地の人でなくとも好き嫌いはありますが、食事に誘う機会が圧倒的に多いのは

 好き嫌いのない人

ですね。こういう人たちとは

 「××食べに行かない?」
 「お、いいね〜。行こう行こう!!」

というようなノリで、一緒に食事にいけます。

一緒に食事に行けば、多少はお酒も飲むわけで、2時間位は、仕事のことやら私生活のことやら話をします。そうするとやっぱり親近感や一体感が湧くわけですよ。
で、実際に昼間仕事をしていても、「ちょっと悪いけど…」みたいに頼みやすくなったりします。

『いまはそんな「ノミニケーション」なんて流行らない』と言われるかもしれませんが、実際に仕事をしているのは人間なので、親しい人が困っていれば、なんとか助けてあげたいと思いますが、口も聞いたことのない人から「ちょっと××をお願いできませんか」といわれても、「忙しい!」になってしまうこともあります。

■好き嫌いがあっても表明しない
人間なので、好きな料理とか嫌いな料理とかはあります。
でもノミニケーションのコツはそれを仕事を共にする人たちに対しては

 表明しないこと

です。

 「四川料理食べに行かない?」
 「河南料理どう?」
 「北京料理食べたいね〜」
 「フォー(ベトナム料理)の美味しい店を見つけたんだけど」
 「タンドゥーリ・ムルグ(インド料理)行こうよ」
 「雰囲気がいいワインバー見つけたよ」

なんて言われた時に、「いいね〜」と言いましょう。

実際に食べに行くと、それしか食べないわけではありません。河南料理でも、全部が全部、激辛というわけでもありませんので、それを選んで食べればいいだけです。出された料理は、ちょっとだけ摘んで、「美味しいね〜」って言っていればいいです。

出張に行った時に、「食事くらい自分の好きな美味しいものを」と思うかもしれませんが、出張に行くときは、24時間が仕事時間だと割りきったほうがいいです。一緒に行った人たちや現地の人達とコミュニケーションをとるのも出張目的のひとつ、と考えて行動するんです。

そうすると自分の仕事が進めやすくなります。

■日本人はなんでも食べる?
完全に俗説ですが

 中国人は
  走るものなら自動車以外
  泳ぐものなら潜水艦以外
  空を飛ぶものなら飛行機以外
  四足なら机と椅子以外
  二足なら親以外
 なんでも食ってしまう

だそうです(自分の兄弟は食べるのかよ…)。確かに中国は食材が豊富ですね(^^;;

でも実際に言ってみると、中国という広い国土の中では、何でも食べますが、ある特定の人をとってみると、「あれはダメ、これはダメ」という人が多いです。
地域によって食べるものがすごく違うんですね。基本的に、自分の土地の風習にともなう食べ物のしかほとんど手を付けません。四川の人は基本的に北京料理は「あんなまずいもの〜」みたいに言うことが結構あります。中華料理だからといって、ひとくくりにはできないんですね。

実際、ちょっと歳のひとだと、「カレーを食べたことがない」というひとも少なくありません。

ところが日本人は、意外となんでも食べるんですね。

 ・四川・河南・北京・上海・広東、何でもOK。
 ・マレーシアへいけば、マレー料理に舌鼓を打つ。
 ・インドへいけば、「カレーの本場だ」といいながらカレーを食べる。
 ・ベトナム料理もOK。
 ・生魚(刺し身)大好き。

どうもこれは日本だと、いろんな国のいろんな料理のお店があって、子供の頃からそれに親しんでいるために、特に違和感がない、ということにも影響しているのかもしれませんね。
だから、日本人の方がなんでも食べるのでは? と思ったりしてます。

ま、好き嫌いは多少ありますが。
……で、話は先頭に戻る…
ラベル:好き 嫌い 食べ物
posted by 管理人 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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