アプリを切り替えるときにマウスを使いますか?
キーボードを使いますか?
私はキーボード派です。
理由は単純で、そのほうが早いから。
以前の記事でも何度か書いてますが、マウスというのは便利なツールなのですが、キーボード入力をしている時に、マウスに手を移動させると、またキーボードに戻さないといけません。
この時間ロスは結構あります。
さらに、キーボードの指のホームポジションを探すという作業も入ります。これがなかなか見つからないと(と言っても1秒前後ですが)、「イラッ!」とします。精神安定上よくないですね。
本日はキーボードでアプリを切り替える4つの方法のご紹介
■ALT+TABで切り替える
一番良く使うのはこの方法です。
ALT+TABを押すとアプリの一覧(アイコンの大きなやつ)が画面に表示されるので、ALTキーを押しっぱなしにしたまま、何度かTABキーを押して対象のアプリを選択してALTキーを離します。
これでそのアプリが選択できます。
ただ、この方法応答が早くていいのですが、よく失敗する。これがまたイライラの原因になります。
失敗する要因は、TABキーで切り替えるときに、いま対象のアプリがちょっとだけ暗くなるのですが、これが見づらい。で、TABキーを押しすぎて選択したいアプリの次のアプリに移動してしまって、またアプリ一覧を一周させるしかなくなる。
実は ALT+SHFT+TAB で逆方向に選択を進めることができるのですが、これは非常に押しづらい。
ということで、通常のアプリを選ぶときはこれを使いますが、なるべく避けるようにしてます。
■WIN+TABで切り替える
Windows7で導入された機能で、残念ながらWindows8ではなくなってしまいました。
これを愛用してたのに…
WIN+TABだとちょっと応答は遅いですが、選択対象のアプリがアイコンではなくグラフィカルに表示されます。
これだと選択ミスが非常に少なくて、気に入ってました。
過去形なのが残念ですが。
■Win+Tで切り替える
これはかなり安全な切替方法。
タスクバーの真上にマウスを持っていった状態と同様に、現在立ち上がっているアプリのところにフォーカスが行きます。
ちょっと文章で説明すると分かり難いので、実際やってみてください。
■Win+数字で切り替える
ようやく本日の本題。
このやり方が非常に便利です。
現在立ち上がっているアプリ一覧はタスクバーに表示されています。
このタスクバーのアプリをスタートボタンに近い方から順に番号(1,2,3,4…)で呼び出すことが出来ます。
これなら失敗はない!
アプリを直接的かつ一意に特定するので、選択するという操作がありません。
ただし、タスクバーのアプリの表示順序は立ち上げた順番によって変わります。
このため、よく使うアプリはタスクバーに固定しておくと、その番号を覚えておくだけで瞬時にアプリを起動したり選択したりできるんですね。
■私の定義
私の場合、
1:ファイラー(Nexus)
2:インターネットエクスプローラ
3:Google Chrome
4:エディタ
5:Outlook
6:EXCEL
のようにしています。
タスクバーは画面の下や横など画面の端にあるので、モニタのフレーム部分にタスクバーに表示されているアプリの一に合わせて
▲1
みたいなシールをテプラで作って貼ってます。これでアプリの対応番号を間違えることはありません。
7〜0は立ち上げているアプリに依存しますので、都度このテプラをみて番号を選択してます。
プロジェクタでPC画面を表示しながら、打ち合わせをしている時にこれをやってみせると、すごく素早くアプリが切り替わるので、ちょっと自慢かも。
■その他のWindowsキーコンビネーション
ちなみに、エクスプローラなどWindowsの機能は、別のキーで呼び出せます。
Win+R: 実行ダイアログ
Win+M: 全て最小化
Win+E: エクスプローラ
Win+D: 全て最小化ともとに戻すのトグル
Win+F: すべてのデータ検索
Win+Ctrl+F: コンピュータの検索
※以下はInntlliTypeがインストールされている場合(ほとんどのPCは大丈夫)
Win+L: コンピュータのロック
Win+P: プロジェクタの切り替え
Win+Home: 作業中のウィンドウ以外をすべて最小化する
Win+I: コンピュータの簡単操作センターを開く
などなど、調べてみると色々出来ますね。