スケジュールを考えるときに1時間単位とかで考えてません?
もしそうなら、これを30分単位にするだけであなたの能率や成果は倍にできますよ。
■打ち合わせ時間
打ち合わせって、基本的な流れはこんなふうです。
・前回までの宿題の確認
・今回の打ち合わせ内容の確認
・本題
・まとめ、ラップアップ
ようは、多くの人はこの打ち合わせのテーマに関わることばかりをやっているわけではないので、アタマをこのテーマに切り替える時間が必要なんですよ。
なので、スムーズに進む打ち合わせは、ちょっとづつアタマをこのテーマ側に慣らしていく必要があるんですね。
■作業の時間
作業の時間も実は同じです。
以前やっていた作業のことは一旦忘れて、今のテーマについて考え始めて、前回までやっていた状態にアタマの中を切り替えていく作業があるわけです。
私の場合、だいたいこれに2〜5分必要です。
この間に、必要な資料を開いたり、アプリを立ち上げたりしながら、アタマの中で、どんなところまでやろうかを考えてます。
つまり、先ほどの打ち合わせと同じようにフロー化すると
・前回まで考えていたことを思い出す
・今回どこまで、どうやってやるかを考える
・実際にやる
・今回やれたことを確認して、次回やらないといけないことを記録しておく
みたいな作業が一連の流れです。
■急速立ちあげ
ところが、これを1時間の単位でやるより、30分位で切ってしまったほうが、立ちあげや作業自体も早くできることに気が付きました。
1時間後の成果と言われると、どこまで出来るかちょっと分かり難いですが、30分後程度ならやれることはたかがしれてます。つまり、未来が見えやすい。
それと、「30分しかない」とかんがえると、ちょっとだけの時間もムダに思えてくるんですね。
だから、やれることからさっさと手を付けます。1時間あると、「5分くらいいいか」とコーヒーを買いに自販機まで行っちゃうんですよ。私だけかもしれませんが。
だから、タスクは30分単位でこなすようにしました。
とにかく、30分だけタスクを進めることに集中する。絶対に30分で終わらせると決意する。
ま、ときどき30分頑張ったので30分休憩することもありますが… (^^;;
これは、以下の本から勉強しました。
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●1日を10分刻みで考える!
使っている手帳を見れば、たいていその人の時間の意識というものがわかるものです。
私は 1 日を 10〜30 分刻みで考えられるような手帳を使っています。前述の通り、10分あればできる仕事は多数あります。よって、 1 つ 1 つの仕事をその日の何時から何時の間に完結させるかといったことを明確にすることで、ダラダラ過ごす時間、ムダな時間を排除することにつながります。
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「そんなにセカセカ仕事をしてどうするんだ?」と思われるかもしれませんが、全社的に時間の効率化を意識し、限られた時間で、成果の最大化に向けて取り組んでいる企業(例えばトリンプ・インターナショナル・ジャパン、堀場製作所など)では、全社的に残業が減り、その分、従業貝は家族や趣味に使える時間が増えているということが実証されています。
吉山勇樹(著) 『アウトプットが10倍増える!スピード段取り術』
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私程度の凡人では、10分刻みのスケジュールには耐えられませんし、考えているだけで1日が終わってしまって本末転倒になるので、30分にしてみたら意外とうまく行ってます。
1時間にすると1日は8回しかないけど、30分単位なら16回やることができます。
やれることが2倍になりますよ。
■参考図書 『アウトプットが10倍増える!スピード段取り術』
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