2014年08月18日

やりたくなければやらない

朝、会社に出勤して「タスクリスト一番のタスクに取り組まなきゃ」と思うのだけど、なんだからやる気になれない。しかたがないのでコーヒーでも飲んで気分転換をしてから取り組もうか…。でもやっぱり必要な資料を開く気もしない…。

そんな日も時々あります。

私は「yahoo質問箱 - Yahoo!知恵袋」に時々出没してますが、こういう質問を時々見かけます。
これには簡単に答えられますので、同じような投稿をしてます。

 「やりたくなかったら、やらなきゃいんじゃん

まぁ、いろいろ質問者の方の質問内容にかこつけてますが、言っていることを要約するとこれだけ。

■気が進まない仕事は仕事自体も進まない


気が乗らない時って、サラリーマンとしてはちょっと「まずいよな」と思うのですが、感情と行動が一致しません。この「まずいよな」が曲者で、感情の何処かで「まじめに仕事する」のがサラリーマンとしてのあるべき姿であって、それができないお前が悪いという自責の念がありますので、どうしても自分を追い詰めたくなります(いわゆる「セルフサド」ですか?)。

そうなると、精神的によくありません。ただでさえマジメな人は、「仕事が遅れているのは自分のせいだ」と責任論を展開しがちなので、最後はパニックになってウツ病にという最悪のパターンも。

なので、

 「無理にやっても大して進まないだろう」

と自分に聞い聞かせて、気分転換をすることを優先してしまうのがいいです。ただ、1時間後に締め切りだとすればそうも言ってられませんが。

ヘタに優先順位に固執して、本来得意なものがちょっとしたつまづきで不得意になったり、好きだったことが嫌いになったりすることもあります。そうすると長い目で見た時に不利なんですよ。

だから、暖機運転期間というのも必要だと割り切ることです。
そして頃合いを見計らって一気に加速していくようにコントロールすることも必要なんです。

■やる気の必要のないやり方


ただ、いつでも好きなときにやる気が出るわけではありませんので、このまま締め切りまでやる気がでないかもしれません。

なので、この際に

 やる気がなくてもやれる方法

を考えることにしましょう。

これは大きく2つの作戦があって

 ・バッファ作戦
 ・作業化作戦

と読んでます。

■バッファ作戦


たとえば、私はブログを3つ更新してます。メルマガは平日刊で毎日送信してます。
毎日できると思います?

 できませんよ

だから、バッファを作って、ある程度作り溜めしておき、毎週週末に一週間分を一気に予約してます。
※昔は毎日更新してましたが、あるときムリであることがわかりました。

そうすると1週間のうち1、2日くらいはやる気がある日がありますので、その時に一気に一週間分を作っちゃって、休日に整形して翌週の予約をすることで、気分の変化を平準化しています。

■単純化作戦


こちらは過去記事でも書いたのですが

自動化する
モチベーションなんかでない
行動科学で人生を変える

やることを小さくして、単純作業化し、ゴールを目の前の一歩だけにしてしまううこと。
ちょっと目をつぶって、「資料をダブルクリックするだけにしよう」というふうに。

そうすると人間は意外とやるものです。やり始めると何故かエンジンがかかるという場合もあります。
やる気で仕事をするのではなく、機械的に仕事をするようにするわけ。

■それでもやる気がでない場合は


ちょっと気分転換にこんな記事を読んでみてください。

自分を変える教室1
自分を変える教室2
自分を変える教室3
自分を変える教室4
自分を変える教室5

ま、それでもダメなら「やらない」と決めるのがやっぱり一番いいのかも。




■参考図書 『スタンフォードの自分を変える教室』



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posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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