■夏休み効果
「夏休みシンドローム」といえば
とりあえず遊ぶことを優先して宿題(仕事)を後回しにしてしまう病気
でしょう。病気といえるかどうかは別として…。
※いろんな解釈があるようですが。逆に夏休みの最後の3日というのは「宿題を完成させる」という目標に向かって、徹夜でも厭わないくらい馬力が出ませんでしたか?
私は出ましたね〜。
1年に1回ですがやたら集中してやりました。
火事場の馬鹿力ってやつですか。
ということで、普段の仕事でもこの「火事場の馬鹿力」を出すためのコツが
ちょっと無理そうな締め切りを決めて、集中力を上げる
というのを「夏休み効果」と読んでます。
同じような馬力が出るときというのは、「役員報告が明日の予定だけど、プレゼン資料ができてない」なんていう場合にもやたら馬力が出ます。20ページのパワーポイントが1時間ほどでできてしまったり…
■デッドラインと目標締め切り
デッドラインというのは、「これを超えたら死んじゃう」という一線です。
さすがに毎度毎度そんな綱渡りをしていると本当にどうにかなってしまうので、
「ここまでにやるぞ」という目標の締め切り
を決めるようにしてます。
たとえば、「10月10日までに提出」となっていたら、「10月3日を締め切りにする」ことです。
別にそれが「10月7日」だろうが「10月1日」だろうがいいですが、
やれる最速時間を締め切りにすれば、最大出力を出さないと計画通り完了しません。
これが「目標締め切り」。
ただし私は、他人には厳しく自分には優しいので、「でも実際には10日までだよな〜」と思っちゃうと「まぁ、そこまでにやれればいいか」と勝手に目標をなし崩しにしてしまいますので、その後にもタスクをどんどんいれてしまいます。そこがあとでやれる保証がなくなると、結果的に自分を追い込むことになって、甘いことは行ってられなくなるという寸法。
仕事の発注元の人に「10月3日までに完成させます」と約束するのも自分にプレッシャーを与えるいい方法なのですが、別記事で書いたように、相手から感謝されるためには、3日といっておきながら4日にだすより、10日と行っておきながら4日に出したほうが効果があります。
ということで、発注元の人には期限いっぱいの予定をいい、内部目標は最短時間で見積もるようにしてます。
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