2020年03月30日

NexusFilerの使い方(コマンドライン起動編)





2画面ファイラー NexusFile の便利な機能をご紹介。

以前の記事

 ファイラーNexusFile
 NexusFileその1(設定編)
 NexusFileその1(設定)
 NexusFileその2(ショートカット)



 NexusFileその3(便利機能)

の続きです。

■コマンドライン機能を使う


コマンドライン機能というのは、ディフォルト設定では "/" キーで起動できる、1行だけのダイアログボックスです。

これは何をするものかというと、

 現在のフォルダで特定のプログラムを実行する

というものです。

これまた以前の記事

 コマンドプロンプトを使う

でご紹介したように、コマンドラインを使えるようになると、PCの操作が格段に早くなります。

何しろ、マウスに握り替えてあちこち移動させる必要がありませんし、このダイアログボックスでは、過去に入力した文字列を記憶しているので、その文字列の最初の数文字をタイプするだけで過去のコマンドを再現してくれます。

ただ、残念ながらネットワーク上の共有フォルダ(いわゆるUNC, \\(コンピュータ名)で始まるやつ)をサポートしてません。
これができるようになると嬉しいんですけど




■UNCを一時的にドライブに割り当てる方法


しかたがないので、F8 にネットワーク上のフォルダを、ドライブに割り当ててコマンドプロンプトが使えるようにしてます。

設定は

 ツール → オプション → ファンクションキー(タブ)

と移動すると、ファンクションキーの設定画面が開きます。

私の場合は、F8キーに割り当ててますが、ここに

 名前  :  コマンドプロンプト
 コマンド:  cmd.exe /k "pushd $(PATH)"

と設定します。

こうしておくと、ネットワークフォルダ(UNC)では、そのコンピュータ名のルートを Z ドライブとして一時的に割り当てて、そのフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトが起動します。
もし、普通のドライブ(C: など)なら、普通にそのフォルダをカレントにしてコマンドプロンプトが立ち上がります。

ドライブの割当は、そのコマンドプロンプトを終了すると、自動的に解除されます。

コマンドプロンプトの活用法は、過去記事

 コマンドプロンプトを使う

を参照してください。



■同じテーマの記事

CapsLockキーを活用する

Windows PCを操作する上で、マウスは欠かせないものですが、私は作業効率が落ちるので、極力マウスは使わない方針でいます。たとえば、メールソフトは、メールのフォルダ、メール一覧、メールの内容と最低でも3つのウインドウ(ペイン)が存在していて、これらを行き来するのに、マウスを使うということは全くありません。TABキーで移動します。このような作業をしていると多用するのはALTキーWinキーCTRLキーの3つ。そうなると、押しやすさというのは重要な要素です。..

コマンドプロンプトでCTRL+Vを使用する

Windows10 からはなにもしなくてもできるようになりましたが、クリップボードに入れたテキストをコマンドプロンプトに貼り付けたいことがよくあります。たとえば、パスが通っていない実行ファイルを実行するにも、Windows の U/I からは簡単ですが、コマンドプロンプトでやろうとすると、そのパスも含めて完全なファイル名がわからないと出来ません。ところがたいてい Windows のアプリは階層が深いか、名前がが長くて覚えにくいところに実行ファイルがあります..

PDFScissors

購入した本をスキャナで取り込んで、クラウドに上げたり、ローカルPCに保存したりして、検索性や閲覧性を上げて、本の管理をしなくていいようにするのを自炊って言いますよね。本日は、その自炊ツールの紹介。≪PDF Scissors≫これはPDFファイルの余白を手軽にカットできるソフト。≪作者のWebサイト≫から“Java Web Start”を利用して起動でき、動作に..

かな漢字変換のモードを間違えなくする方法

私のキー入力速度はだいたい1秒あたり4〜5キー。ちょっと考えながらだと秒間 3キーくらいに落ちますが。で、よく失敗するのが日本語入力の入力モードを勘違いしてキー入力を始てしまうことです。たとえば、英語のメールを書くときに、メールの編集画面を開いてHello! ***って打つと、なんと日本語入力モード(ローマ字)になっていてへっぉ!って表示されちゃいます。まあ、焦らずに CTRL+O って押せばいいだけのことなのですが、間にリターンキーを押しちゃったり..

フォルダの同期・バックアップ方法2:robocopyを使う

最近の Windows ではあまりなくなりましたが、以前の Windows では、突然ファイルが破損して、何日もかけて作ってきたファイルが一瞬にしてパア、なんてことがよくありました。また、Windows のせいだけではなく、誤操作や誤判断でファイルを消してしまう、なんてことも時々あります。人間だからミスはするさ…、フッ………などと言ってみても、内心は呆然。という時のために、バックアップを作るようにしてます。ただ、手動でバックアップをすると、手間でもあるし、つい忘れて..

対象を右に置く

以前の記事 ファイラーNexusFileで書いたように、私はファイラーは2画面ファイラーを愛用してます。2画面ファイラーと言うのは、2つのフォルダが左右2つペイン(表示エリア)にそれぞれ表示されているようなファイラーです。最近のファイラーはこのモードが有るものが多いような気がします(私がそれにしか興味が無いからかも)。参照と操作基本的にファイルの操作というのは、操作対象のフォルダに対して、・新規に作る・コピー・移動する・削除する・閲覧..




posted by 管理人 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック