プレゼンでパワーポイントを使って作る際のちょっとしたコツをご紹介します。
ただし、これは私が勝手に決めているルールなので、一般にこの書き方が本当に妥当なのかどうかは知りません(無責任ですみませんが…)。
もし、「これは間違っている」という情報をお持ちの方、ご指摘くだされば嬉しいです。
プレゼンで図を書く際にいくつかコツがあるのですが、本日はそのうちのひとつ、四角の使い分けについて。
■四角形の使い分け
ご存知のように、パワーポイントで使える四角形の囲み(図形)は2種類あります。
・カドの丸い四角(以下、丸四角) カドの尖った四角(以下、角四角)
他の図形でもそうなのですが、これは使うシチュエーションのルールを作っておくと、見る人に混乱を与えずに済みます。
■丸四角
丸四角は主に
・信頼性の低い情報 ・所感 ・未確定の事項こういったものに使います。
角が丸い図形は、印象が柔らかくなるので、こういった「やや曖昧」な事項を書くのに使うと、そのイメージが伝わります。
ついでに言うと、丸四角の中にさらに要素分解として丸四角を書くときには、カドの丸のアールを外側ほど大きくしてやると綺麗に見えます。
■角四角
もうお分かりだと思いますが、丸四角と反対です。
・信頼性の高い情報 ・明らかな事実 ・確定した事項こういったものに使います。
■線のアリ・ナシ、色の付け方
他の図形でもそうですが、
・図形の塗りつぶし ・図形の枠線の設定は結構気を使います。
基本的には、「塗りつぶし」を使うときには、枠線は「なし」を選択するのが基本です。
逆に、「塗りつぶし」を使わない、あるいは非常に「薄い塗りつぶし」を使うときは、枠線をありにして、形を際だたせるようにします。
「塗りつぶし」にするか「枠線だけ」にするかは、プレゼンのページの中に、図形が多いか否か(判断基準が曖昧ですが)で、図形が多い時にはなるべく塗りつぶしは使わないようにします。
塗りつぶしを多用し始めると、色を使いたくなって、いろいろな色を使うと、そのページで主張したいことが目立たなくなってしまうからです。
ついでながら、そのページで主張したいことはなるべく目立つ色(黄色、赤系、濃い色など)にして、それ以外はなるべく目立たない色(薄い暖色、グレー系統、薄い色など)を使うと、主張がはっきりします。
グルーピングをするために、グループごとに色を変えたりすると、目がチカチカして、見ていてすごく疲れるプレゼン資料になってしまいますので、ご注意を。
また、ひとつのメッセージにある色を使ったら、同じ色を別のページで使わないようにしましょう。
同じメッセージ、同じ項目にだけ色を使うようにします。
そのページごとに主張したいことが違う場合には、色の濃度を調節して使うようにします。
そうすると、ユーザは見ていて、同じ色には同じことが書いてあるので、すぐにそのページの主張したいことに目が行くようになります。
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