プレゼンでパワーポイントを使って作る際のちょっとしたコツをご紹介します。
ただし、これは私が勝手に決めているルールなので、一般にこの書き方が本当に妥当なのかどうかは知りません(無責任ですみませんが…)。
もし、「これは間違っている」という情報をお持ちの方、ご指摘くだされば嬉しいです。
プレゼンで図を書く際にいくつかコツがあるのですが、本日は図で使う色について。
■色の人の持つ印象
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白 | 善、雪、無、真理、清潔、純粋、無罪、無知、賛成など |
黒 | 夜、悪、死、防衛、武勇、汚濁、有罪、炭、富裕層など |
茶 | 土、豊穣、糞、執着など |
赤 | 血、生命、火、左、力、愛、女、情熱、危険、熱暑、革命、勇気、攻撃、敵、電気、太陽(日本)など |
橙 | 温暖、快活、陽気、幸福、誇り、野心、忍耐など |
黄 | 太陽、穀類、電子、金、注意、臆病、活発、明快、乾燥、地下、王位、色欲など |
緑 | 植物、自然、安全、健康、希望、幼稚、平和、新鮮、湿潤、嫉妬(英語圏)、エコロジーなど |
青 | 水、正義、右、冷静、知性、悠久、未来、誠実、味方、防御、貧乏、憂鬱、寒冷、涙、男、月など |
紫 | 王位、高貴、優雅、神秘、節制など |
金 | 宝、光、生など |
灰 | 中立、不潔、陰鬱、不変、沈静など |
※メルマガでは色が表現できませんので、色を確認したいときはブログにお越しください。
以上、wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2)より
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だそうです。
まあ実際に、こんなにいろいろな種類の色を使うことはほとんどなく、
青
緑
赤
黄
黒+灰色
くらいでしょうか。
それ以外は、近くに置かれないと色の区別がつかなくなっちゃう。
■テーマカラー
そのプレゼンで使うテーマカラーを決めると、プレゼン資料に統一感が出ます。
これは、シート全体の色にしたり、タイトル部分の色に使ったりします。
ただし、シート全体に色を付ける時には、原色に近い色を使うとどぎつくなるので、色の濃さは薄くして使うほうがいいです。
私は通常コーポレートカラー(会社のロゴに使われている色)を使います。
■コーディネートカラーとインパクトカラー
次に決めるのは、コーディネートカラーとインパクトカラー。
コーディネートカラーというのは、プレゼン資料中に通常使う色です。あまり目立たない色を使うとバランスが良くなります。
インパクトカラーは、プレゼン中で言いたいこと、重要な事を書くときの色。
面積的に見ると、テーマカラーが30%、コーディネートカラーが60%、インパクトカラーが10%くらいでしょうか。テーマカラーは地の色に使うときには、70%くらいまでにしてもごちゃごちゃしません。
コーディネートカラーは、通常の文章、テキストボックスの塗りつぶしなどに使います。
これはなるべく黒っぽい色を使った方がいいですが、あまり黒くし過ぎると硬質な印象を受けます。また塗りつぶしなどに使った時には、逆に文字は白抜き(白っぽい色)にするなどするとバランスが良くなります。
なにかのレポートのように硬いお話なら黒がいいですし、逆に勉強会など印象を柔らかくしたいような場合には、青みがかった色が私の好みです。
インパクトカラーは私は基本、赤色を使います。赤というのは人の注意をひきやすいからです。
■3色を決めてから資料を作る
以上、基本的に使う
・テーマカラー
・コーディネートカラー
・インパクトカラー
の3つをまず決めてから資料作成を始めます。
最初に使う色がだいたい決まっていると、創っている時の気分によっていろいろな色を使ってしまい、ゴテゴテとした印象を受けません。
注記:
ここで使った名称(テーマカラー他)は私が勝手に使っている名称で、一般名称ではありません。多分、どこかの本で読んだ受け売りなのですが、元の情報を忘れてしまいました。