2014年12月16日

即座にやると上司からの評価が上がる




チームやプロジェクトの進捗ミーティングなどで、いい意味で主役になっている人っていますよね。
ようするに、進捗状況のキーを握っている人で、毎週定例でやってもその人の報告事項が多い人です。

傍目(はため)に見ても仕事量はかなり多そうなのに、そういう人に限ってメールのレスポンスは早いし、ほぼ間違いなく期限通りに仕上げるんですよ。

まぁ、逆に言えばそういう人だからキーになる仕事を任されているとも言えるのでしょうけど。


■仕事が出来る人に見せる行動ルール

そういう人が一体どうやって仕事を進めているかというと、意識しているのか、無意識なのかは別としてGTDの3分間ルールを守って仕事をしてます。

3分間ルールとは短時間でやれることは、作業が発生した時点でやってしまうこと。

べつに3分に限るものではないですけど、いつでもこの条件を即座に判断してます。

 ・今すぐ開始出来るか(やっていい条件は揃っているか)
 ・手短に終われるか(やることが具体的で明確か)

この2つです。

たとえば、「○○さんに電話をしてアポイントをとる」という作業は、

 ・いつ、どのくらいの長さの予定ならいいのか
 ・どの様な話なのか

が決まっていれば、あとは電話をするだけです。
これを後回しにするからタイミングをのがしたり、上司から「電話してくれたのか?」と言われてから、「す、すみません…」とかいう話になったりするんです。

■すぐにやる習慣

よくビジネス書などに

 仕事には重要度・緊急度から優先順位をつけなさい

と書いてあって、結構気にしている人を見かけます。
とくに経験の少ない若い人に多いですが、これを杓子定規にやろうとしているんですね。

そうすると、アクションリスト(タスクリスト)に「○○さんに電話する」みたいなタスクリストを書くんですよ。

それ、本末転倒ですから。

会議中であっても、「○○さんと打ち合わせが必要だね」になったら、その場で電話するか、共有のスケジューラを開いて、とっとと打ち合わせ計画を決めてしまえば、あとで余計ない仕事をしなくて済みます。もしあなたが議長(議事進行役)でなければ、議事を進めておいてもらえれば、それで宿題のひとつは消えてしまいますし、もし議長だったとしても1〜2分待ってもらえれば完了します。

それをやるようになるだけで、仕事の処理能力は格段に上がりますよ。

ただし、1度や2度これをやるだけでは何も変わりません。すごく小さなことですので。
これが習慣になってはじめて「仕事が出来る人」に変われます。


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