■パレートの法則
本記事でも度々引用してますが、有名な
パレートの法則-Wikipedia
を紹介した本、
人生を変える80対20の法則
の中で、50対5の法則というものが紹介されてます。
これについては意外と書かれているものが少ないのですが、
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●50 対 5 の法則
コーニングの分析結果をみると、80 対 20 の法則のほかに、50 対 5 の法則があることがわかる。
顧客、製品、部品、仕人先の 50% は、売り上げと利益に占める比率が 5% 以下であることが多いという法則である。
この 50% の部分を取り除くことが、複雑さを減らすカギになる。
コーニングでは 50 対 5 の法則がはたらいていた。
グリーンビル工場では 450 種類の製品をつくっていたが、そのうち半分が売り上げの 96.3% を占め、残りの半分は売り上げのわずか 3.7% を占めるにすぎなかった。
同期間、ドイツの工場では、製品の 50% (生産量の少ない製品)が売り上げの 2 〜 5% にしか寄与していないことがわかった。どちらの工場でも、その 50% の製品は赤字になっていた。
リチャード・コッチ(著) 『人生を変える80対20の法則』
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50対 5とは、やっている仕事の 50% は足しても 5%の成果にしかなっていないという、ひどい現実を指摘したものです。80対 20の法則の真逆に近い法則ですね。
たとえば、
・顧客の半分は売上の 5% を占めているに過ぎない
・製品や商品の半分は売上の 5% を占めているに過ぎない
・仕事の半分は望む成果の 5% を占めているに過ぎない
・部下の半分は望む成果の 5% を占めているに過ぎない
という事になります。
つまり、このパレートの法則と合わせて考えると、
・仕事の 20% が 80% の成果をあげている
・仕事の 50% が 95% の成果をあげている
・残った 50% は 5% の成果しかあげていない
ということです。
なので、仕事であれ事業であれ「量の拡大だけを追求していくと、どんどん地獄に突き進むことになる」というのが著者の結論になる。
なぜなら、付け足しのような仕事や製品が増えて、管理だけが複雑になっていくから。
仕事をたくさん持つことは成果を出すために必要なことですが、それがどのくらいの成果になるかを考えていくことが大事ですね。そう考えると、どこに力を入れるべきかがちょっと冷静に考えられるようになりそうじゃないですか?
あれも大事、これも大事、にならないように…。
■参考図書 『人生を変える80対20の法則』
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●本書を引用した記事
50対95の法則
ビジネス書名著目録(必須図書)
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