以下の本『転職面接必勝法』で、「おお、なるほど!」という部分がありましたので、ご紹介します。
■動くな!
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面接官が話している時は、最初から最後まで、一字一句もらさず記憶するくらい、集中して聞いてください。一生懸命聞いて、理解しようとする姿勢を見せるだけで、面接官の心証はずいぶん良くなるはずです。
面接ではとかく自分のことを話す機会が多いので、意識が薄れがちですが、対話の基本はまず、相手の話を聞くことです。それは面接でも同じなのです。
自分はちゃんと聞いているつもりでも、まるで真剣に聞いていないように見えてしまう態度もあります。ペンを回す、人差し指で太ももを叩く、貧乏ゆすりなど、話に集中していないと思われても仕方がありません。
面接官が話している間は、身体のどこも動かさずに聞いてください。
細井智彦(著) 『転職面接必勝法』
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だいたい、自分のクセというのは、意識せずにやるからクセなのであって、意識してやったりやらなかったり出来るのなら、もうクセとはいえないかもしれません。
どうしても、それが出てしまうので、このくらい極端に考えたほうがいいかもしれませんね。
■人の話を聞け!
よく、誰かと話をしていて、「人の話を聞けよ!」と思うことはあります。
しかしながら、経験上、面接(面接官側ですが)をしていて、そう感じたことはほとんどありません(記憶にない)。
つまりみなさん、ちゃんとやれているようには感じていますが、単に記憶に残るほど強烈な人がいなかっただけで、その瞬間には、ふと意識をよぎったことがなかったかというと、定かではありません。
傾聴の講習などで言われることは、
・沈黙 (相手の話を黙って聞く)
・あいづち/うなずき(相手の話に対して、理解しているという姿勢を態度で示す)
・繰り返し (相手の話が一区切りつくたびに、相手の話を繰り返す)
・共感する (相手の話に共感する)
・要約 (相手の話が終わったら、その話を要約することで理解したことを示す
がポイントだそうです。
もう一つ、姿勢で大切なことは
・聞く相手が上司の場合は、謙虚に姿勢正しく。
・聞く相手が同僚の場合は、適度にリラックスした状態で。
・聞く相手が部下の場合は、冷静沈着とした態度で。
・相手と目線を合わせて
だそうです。
私も気をつけたいと思います。
■参考図書 『転職面接必勝法』
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