2019年06月03日

フォルダの同期・バックアップ方法4:FireFileCopyを使って履歴バックアップする





最近の Windows ではあまりなくなりましたが、以前の Windows では、突然ファイルが破損して、何日もかけて作ってきたファイルが一瞬にしてパア、なんてことがよくありました。また、Windows のせいだけではなく、誤操作や誤判断でファイルを消してしまう、なんてことも時々あります。

 人間だからミスはするさ…、フッ………

などと言ってみても、内心は呆然。

という時のために、バックアップを作るようにしてます。

ただ、手動でバックアップをすると、手間でもあるし、つい忘れてしまうので、タスクスケジューラに登録して、勝手にバックアップがされるように設定しておくのがよいかと。




このシリーズでは、バックアップの方法に特化して、いくつかのツールとその使い方をご紹介します。

本日は、その第4回 FireFileCopy でバックアップを取る方法。

■履歴つきバックアップ


以前の記事 バックアップで紹介しましたが、FireFileCopy を使うと履歴付きでバックアップが出来ます。

たとえば、

 c:\usr\job\xxxxReport.xls

というファイルがあった時に、バックアップを取ると

 c:\@backup\job\xxxxReport.xls

というファイルが生成されます。

さらにこれを編集してバックアップすると

 c:\@backup\job\xxxxReport.xls
 c:\@backup\job\xxxxReport_sync20150410.xls ←以前のファイル
 
のようになります。
同名のファイルは過去ファイルをリネームしてコピーしておけるので、ファイルの中身を間違えて編集して保存してしまっても、過去に戻って取り出すことができるようになります。

かつては、自作 perl スクリプトでこの動作を実行していたのですが、FireFileCopy を使うようになってからは、完全自動化ができるようになりました。

オプション設定も多彩なので、バックアップには困ることがありません。




■履歴つきバックアップの設定


設定方法は、FireFileCopy のダイアログを開いて

 リネーム→自動リネーム

で、同じファイルが有った時のリネームルールを設定しておきます。

私の場合は

 abc.txt → ( )abc(_sync?@?y?m?d|).txt
 ※() 内が入力するところ

のようにします。直接 ffc.ini ファイルを編集しても可能です。

 [RENAME]
 form2="_sync?@?y?m?d|"

のようにしてやればOK。
マクロ ?y, ?m, ?d などを使ってますが、これはヘルプに書いてあるとおり

 ?y 10 進数で表す西暦の下 2 桁 (00〜99)
 ?m 10 進数で表す月 (01〜12)
 ?d 10 進数で表す月の日付 (01〜31)

です。この他にもいろいろなマクロ指定が使えます。

もしすでに同じ名前があるときには、()をつけて数字がつきます。

■コマンドオプション


FireFileCopyはバッチなどを使って、いろいろなコピーの実行を指示できます。

私は、タスクスケジューラでシャットダウン(正しくはユーザログオフ)時に、バックアップを実行してから終了させるようにしてます(やり方は後述)。

コマンドオプションというのは、「ファイル名を指定して実行」や「コマンドプロンプト」などで、FireFileCopy の実行ファイルをパラメータとともに起動する方法で、

 (FireFileCopyのあるパス)\ffc.exe /bg /md /sr /ys /ov:b4c0a2 c:\usr /to c:\@Backup

のように起動時のコントロールをパラメータとして渡してしまって、あとは放置しておけばバックアップがされるようにすることです。

これをバッチファイル化して、パスの通ったところに適当に名前をつけて保存しておけば、勝手にバックアップをしてくれます。

ここで、/ov:b4c0a2 というのがミソ。

★――――――――――――――――――――――――――
/ov:mode
/tXYよりも詳細な上書き動作の指定ができます。/ov:□○...□○ のように指定します。□が条件、○がそれに対する動作を示し、最大5組まで指定可能です。

□で指定可能な条件
 a−常に
 b−処理元の更新日時が新しい
 c−処理元の更新日時が古い
 d−処理元と更新日時が同じ
 e−処理元と更新日時が違う
 f−処理元のサイズが大きい
 g−処理元のサイズが小さい
 h−処理元とサイズが等しい
 i−処理元とサイズが違う

○で指定可能な動作(/tXYと同じ)
 0−確認する
 1−上書きする
 2−上書きしない
 3−処理元をリネーム
 4−処理先をリネーム(どける

FireFileCopyのヘルプより
――――――――――――――――――――――――――★


という設定で、

 ・コピー先に古いファイルがあれば、前述のリネーム書式を使ってリネーム
 ・コピー先にあるファイルのほうが新しければ問い合わせ
 ・変更していない時には何もしない

という意味です。

これで履歴つきバックアップ機能の出来上がり。

■テスト実行


これまでご紹介してきた他のツールにもありますが、FireFileCopy にもテスト実行という機能があります。

FireFileCopy では、テスト実行すると、コピーのログをテンポラリファイルに吐き出して、それを登録したエディタで表示できます。

以前は朝のファイルコピーは起動時にいきなり SD カードから同期させてましたが、一度、SD カードよりローカルのファイルのほうが新しいことがあって、上書きしてしまい呆然となったことがありました。

このため、テスト実行モードでまずコピーされるファイルの一覧を表示させ、問題がないことを確認してから同期(ファイルコピー)を実行するようにしました。

FireFileCopy のテスト実行モードでは、エディタが閉じられるまで、FireFileCopy のダイアログが閉じられなくなってますので、確実に確認ができるようになりました。

行き届いてますね。



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