「××をお願いしたいけどいいですか?」
「対応として○○をしたいと思いますが、いかがでしょう?」
後輩や部下から、いわゆる相談や提案をうけるような場合、どのように答えてますか?
私は必ずあるパターンを意識してます。
■三択で答える
いわゆるクローズドクエスチョン、YES/NOで答えられるような相談や提案を受けた時には、実は答えは三つあります。
・了解した(YES) ・だめ、お断り(NO) ・保留です。
相手や質問にもよりますが、私は基本的には、最初にこの三つを言うようにしてます。
こうすることで、相手が私の意見の
趣旨を聞き違えないというメリットがあるからです。
■NOの場合は順序を逆にする
ただし、NO をいう場合は注意が必要です。相手にショックをお与える危険があるので、先に理由を言ったり、
やんわり断ることも必要です。
この場合の断り方は、いろいろな方法がありますので、相手や自分の立場に合わせていろいろ使い分けましょう。
多くの本にも書いてありますし、ネットで探しても結構ヒットします。
やっぱりこういうのは需要があるんですね。
■保留を忘れない
二択で聞かれると、どうしてもその二つのいずれかで考えてしまいます。
これはある程度やむを得ないところはあるのですが、一瞬立ち止まって第3の選択肢はないのかを考えてみるといいです。
「○○○の件で100万円の予算増額をお願いしたいんですけど、いいしょうか?」
のような場合ですね。
この時に積極的に考えるなら、「じゃぁ200万円出したら成果はもっと大きくなるのか?」とか「出さなかったら結果はどうなるのか?」もありますが、
いまは判断できないという選択肢もあるわけです。
ただし、保留した以上、どういう条件が揃えば判断できるのかは明確にしないといけませんが。
■同じテーマの記事
かつての上司に「ちょっと時間をいただけますか?」と聞いた時によく言われたことがあります。「いいかどうかを判断するから10秒で説明しろ」で、説明をモゴモゴしようとしていると、「はい、時間切れ。出直してこい」。今では自分が便利に使わせてもらってます。さすがに「出直してこい」とまでは、言えたことがありませんが。10秒で話せること10秒というと、早口で喋っても3〜4文節くらいです。ここで、上司がより詳しく説明を聞くかどうかを判断します。「現在の問題が起こってまして、..
私はすごく気が散ります。ある瞬間とくていのプロジェクトのことを考えていたかと思うと、次には、未読のメールをチェックしていたりします。「集中力がない」たしか、子供の頃学校の先生にも言われた覚えがあります。Yahooの質問箱などでも、こういった悩みを抱えた人が見えるようで、ときどき質問がでてますね。ちょっと集中力を保つを保つための私の方法について、ご紹介します。机の上にはなにもおいてはいけない前回の記事で、『エンジニアのための時..
「××をお願いしたいけどいいですか?」「対応としてをしたいと思いますが、いかがでしょう?」後輩や部下から、いわゆる相談や提案をうけるような場合、どのように答えてますか?私は必ずあるパターンを意識してます。三択で答えるいわゆるクローズドクエスチョン、YES/NOで答えられるような相談や提案を受けた時には、実は答えは三つあります。・了解した(YES)・だめ、お断り(NO)・保留です。相手や質問にも..
タスク管理の手法は、古くから様々な方法が提案されています。本書ではGTD(Getting Things Done)という手法を中心に説明をしていきますが、最初にGTD以外の手法について概説しておきます。タスク管理の手法は、どのような手法を用いたとしても前述したとおり、いくつものタスクを管理することによって、効率的に目標を達成するためのものです。そのために、ひとつのタスクに集中できる状態を作り、タスクを実行する順序を制御します。したがって、どのような手法であっても、自分の仕事や..