2015年06月30日

PC操作を早くする2:キーボードにこだわる



過去記事で、キーボードショートカットなどについて時々触れてきましたが、本日はその基本中の基本。
キーボード操作について、ご紹介したいと思います。



■良いキーボードを使う


キーボード主体の操作になると、キーボードの良し悪しで作業性がそうとう違うことがわかるようになります。
操作していてストレスの貯まるキーボードは絶対にダメです。
たとえば、

 ・押すのに力がいる
 ・キーピッチ(キーとキーの間隔)が合っていない
 ・キーボードが厚くて、腕を浮かさないと操作できない
 ・キーストローク(キーの押し下げ距離)

など。これはこだわったほうがいいです。
打ちやすさと値段には直線的な関係がありませんが、ある程度の相関はあります。

PCに何かを入力することで報酬を得ているフシがある方は、たとえ自腹を切ってでもキーボードを買いましょう。

●キーストローク
キーはキートップ(文字の書いてある所)の下に接点があって、これで押し下げられたことを検出しています。
押し下げられたら戻さないといけないのですが、その時に反発力を得る方法によって、キーストロークとキーの重さ(押し下げるときの力の強さ)が変わってきます。

大きく方式的には4つあって、

 ・メンブレン方式
  上下2枚の接点シートがキータイプによって触れ合う仕組みになっている。
 ・パンタグラフ方式
  いわゆる電車の上に乗っているパンタグラフを使って機械的に動かすもの
 ・メカニカル方式
  キーひとつひとつにスイッチを設け、キートップでそのスイッチを押す方式
 ・静電方式
  静電パネルが対象物が近づいたことによる静電容量の違いを検出するもの

で、項目の下に行くほど値段が高くなります。

●キーピッチ
一般のキーボードは19mmですが、ノートPCのキーボードなどは16mmと小さくなっていることがあります。
実際に店頭などで触ってみて決めるのがいいでしょう。

女性など手の小さな方は16〜17mmくらいが扱いやすいかも。
ただ、あまりにキーピッチが狭いと、指と指があたってじゃまになる場合もありますのでご注意。




◆個人的なオススメ



私は、

 
 サンワサプライ USBスリムキーボード ブラック SKB-SL18BK

を使ってます。

私は、数字より文字(アルファベットや文章)を入力することが多いので、テンキーは使いません。
なので、私の歴代キーボードは必ずテンキー無しで、キーストロークの浅めのものを使ってます。


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