2015年08月07日

常にバックアップを作っておく



「PCを立ち上げたら、なんやらエラーメッセージが出て起動しない…」

こんな経験があると、バックアップの大切なことに気がつくのですが、またしばらくすると忘れてしまって…。

過去記事でもバックアップの取り方に触れましたが、最近の私のバックアップ事情について。

■自動的にバックアップする


私の場合は、以下の方法でとってます。

 1.会社のネットワーク上の共有フォルダに最新のドキュメントフォルダの同期フォルダを作る
 2.編集履歴を含めたバックアップを USB ドライブに保存する
 3.オンラインストレージサービスで自動同期をする
 4.自宅PCと会社PCの同期をとる

まぁ、バックアップをとる先は個人の状況や会社のポリシーに依存しますが、
ポイントになるのは、

 ・バックアップ対象フォルダを1つにする
 ・バックアップのトリガを自動化する
 ・1つだけ履歴付きバックアップを作っておく
 ・バックアップを編集しない

こと。

■対象フォルダを1つにする


自分が利用するファイルはすべてのファイルを1つのフォルダに集中させることができれば、バックアップのスクリプトを書いても簡単に書けますし、自動化がしやすくなります。1つしかなければ、バックアップの対象を忘れるということがありません。

私の場合は、C:\_usr フォルダがこのフォルダで、メールを見た時に、後で見ようとした添付ファイルや自分で作ったファイル、参照するデータなどが全部ここに入ってます。

つまり、会社のネットワークにも、個人フォルダが割り当てられているので、そこに J:\_usr (J:は個人フォルダ)を作って、そこにバックアップがおいてあります。

別に2つでも問題無いといえば問題無いですが、数が増えればミスの可能性も増えますので。

特に、Windowsなどで、ログインユーザ名が違う要な場合、ドキュメントのフォルダのパスがPCごとに違ってしまいます。
これは避けたほうがいいので、私はWindowsの標準パス(c:\users\(ログイン名)\Document…)は使いません。そこのフォルダには、上記の自分のフォルダへのショートカットだけおいておきます。
※実はこのWindowsの標準パスはレジストリやアプリの設定で切り替えが可能ですが、面倒くさいので、ショートカットを置いてます。

■自動化する


バックアップの作業を忘れるというか、つい面倒くさくてやらない時があります。
だいたい災害はそういう時に発生します。

なので、バックアップ作業は自動化しておくのが良いです。バックアップという作業は、実際面倒くさいし、ちゃんと動いているものであれば、とっとと次の作業にしたほうが効率がいいです。だからといってバックアップを取らなかったりすると、突然の障害に対応できません。

自動化と言っても簡単な事で、半日〜1日に1回(この辺りは編集頻度にもよります)くらい、タスクスケジューラで、robocopy を起動してやるだけです。勝手に同期してくれます。(フォルダの同期・バックアップ方法2:robocopyを使うをご参照ください)。

■履歴付きバックアップ


Windowsが起動しなくなったというような場合には以上のやり方で問題ありませんが、間違えて削除した要な場合は、同期フォルダを作っておいても助かりません。同期前なら残っている場合もありますが、同期させると当然バックアップ側も消滅します。

そこで、古いファイルを消さないように、最新のファイルをコピーするようなフォルダをひとつ作っておくと便利です。

 フォルダの同期・バックアップ方法4:FireFileCopyを使って履歴バックアップする

過去のデータというのは、時々「消してしまったものを復活させたい」という要望に答えるために、とっておくのが安全です。
ただし、普段は邪魔なので見えないようにしておきたい。そういうことができるような仕掛けを作っておくといいですね。



posted by 管理人 at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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