「今月中にやっておきます」
こんなセリフ言ったり聞いたりしたことありませんか?
これって現実何かのスケジュール調整をしたわけではなくて、「まぁそのうちやれるだろ」程度しか考えてませんよね。
たとえば、3日で終わる仕事を「今週中」と言ってしまえば、5日の時間がかかっています。実際に作業したのは1時間だとしても。そして、今週末になって、催促すると「××の情報が足らないのでできてません」とか他人のせいにする。
結局、今週中が来週中になり、今月中になって計画は伸びていく、と…。
■パーキンソンの法則
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よって、それぞれの仕事の時間見積もりについては、余裕を持たせないことも大切です。
というのも、人は、時問があると思えば、その時間を全て活用してその仕事をやろうとするからです。
イギリスの学者の C・ノースコート・パーキンソン氏も「仕事は、その遂行のために利用できる時間をすべて埋めるように拡大する」という法則を提唱しています。
同じように、数々のプ口ジェクトでは、ヒト・モノ・カネといった資源はあるだけ使われてしまうこともよく起こっています。
時間や資源など有限なものほど、それを全て使いきろうとする浪費グセこそが仕事の効率をダウンさせているということです。前述の通り、相手の期待値を高めるためにも、リスクへッジをするためにも余裕期間は必要ですが、自分の仕事の効率化やスピードアップを意識するためには、自分なりの最速処理をした場合の締め切りを設定しておくことをオススメします。
吉山勇樹(著) 『アウトプットが10倍増える!スピード段取り術』
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これは、仕事を効率化する最も良い手段です。
本書では、「やれるギリギリのスケジュールにする」と書かれていますが、私は最速を目指すことにしています。要するに
「これからすぐにやります。完了し次第連絡します」
というのが私の最速スケジュールです。
■全部を最速でやってはいけない
上記、『アウトプットが10倍増える!スピード段取り術』に記載されている方法や、私の「最速スケジュール」のやり方にしても、すべてのタスクをこれでこなそうとすると無理が出ます。
渡しの場合ですが、朝から晩まで、とにかく集中して仕事をしていることはありません。
ちょっとぼーっとしたり、Webで仕事関連の記事を見たりしてゆっくり時間を過ごしていることもあります。どんなに頑張っても、1日3〜4時間が集中の限度です(何度かに分けて)。
あまり無理をせず、「これは!」というポイントだけに使いましょう。
■参考図書 『アウトプットが10倍増える!スピード段取り術』
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