2021年08月16日

部下力のみがき方4:キーメッセージ2




結構久しぶりですが、ビジネス書をご紹介します。

 図書名称:  上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
 著者  :  新名史典

いかにもサラリーマンに向けの本なので、読んだことがある方も見えるかも。

私のブログでも時々引用させて頂いています。

とくにポイントだと思うのは

 上司が仕事のボトルネック

という点。仕事の効率を挙げるためには、上司をうまく巻き込んで行くことが重要。その点を「上司を上手に使う」と著者は表現しています。




要約を作りましたので、何回かに分けてご紹介したいと思います。
第1回は、目次の紹介。


本日も、キーメッセージの引用の続きです。

★P150〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

上司が、部下のフォローをするのは当たり前です。たしかにその通りなのですが、部下のフォローをしてあげた後、きちんとお礼を言える部下と言えない部下がいます。それは、、言えない人に悪気があるということではありません。おそらく、本人の頭の中では、その案件でいっばいなのだと思います。「上司のフォローのおかげで、何とか仕事を進めやすい環境を作ることができた。これから失敗せずに進めることができるだろうか」そんなことで、頭の中はいっばいなのかもしれません。
そこで、ついうっかりお礼を言うことを忘れていた、ということなのでしょう。しかし、このフォロー後の対応はたいへん重要です。これは、仕事の場だけではありません。たとえば、部署を異動したとします。早速、自分のために歓迎会を開いてもらいました。あなたなら、翌朝どのような対応をするでしようか。
まずは朝一番に、部署の責任者、直属の上司、そして幹事を務めてくださった方にお礼の一言をかけるべきです。これが、さり気なくできる人は、私の感覚では、 10 人中 2 、 3 人といったところでしょうか。そんなに難しいことではありませんが、これができる人は仕事もできます。自分と組織の関係がわかっているからです。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
――――――――――――――――――――――――――――★





★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

全体の総括的な話は上司が行ない、実務の詳細の話は部下が行なう。実務は部ドのほうがくわしいことが多いし、そのために連れて来られているからです。
しかしそのとき、できる部下ほど陥りがちなのが、「できるだけ、自分が発言したい」と思ってしまうことです。でさるので、自分でやりたくなるのです。そのほうが、話が早い気がします。しかし、それでいいのでしようか?
上司が部下を同席させる、あるいは部下だけに出席させず、上司である自分も同席する。そのような状況では、少なからず上司も発言したいわけです。しかし、細かな話になると不安もあるため、部下を同席させる。しかも優秀な部下を。そのような状況ですから、どこかで上司の発言のシーンを作ってあげなければなりません。
優秀な部下であれば、全体的な話もできると思いますが、そこは一歩、上司に譲るのです。
たとえば、会議ではこのような感じです。

司会者:では、この製品開発の仕組改善についての進捗を、開発部からご報告いただけますでしょうか? 説明は、どなたからされますか?
A部長 :では、担当の B 主任から報告させます。
B主任 :はい。では、ご報告させていただきます。この取り組みについては(中略)ということで、後 1ヶ月ほどで完了する予定です。この先は、それほど大きな問題はないと思っていますが、 A 部長、補足がございましたら、お願いできますでしようか?
A部長 :詳細は、 B 主任がご報告した通りですが、この仕組みを運用するには、関係各部署のみなさんのご協力が必要です。ご理解のうえ、ぜひともよろしくお願いいたします。

この程度でいいのです。この最後の「補足がございましたら、お願いできますでしょうかフ」を、「不足があれば、ぜひ A 部長お願いします」でもいいでしょう。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
――――――――――――――――――――――――――――★


★P191〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

しかし、怖い上司の場合、これがなかなか難しいのです。私が管理職だった頃、私もきっとそんな感じで「聞きにくい」空気をつくっていたかもしれません。
部下が聞いたとたん、「何度、言わせるんや」と、今にも怒鳴りそうな顔をしていたこともあるでしょう。そこで、そのような上司に対する魔法の青葉があります。それが、「教えてください!」です。
指示されたことがよくわからなかった。しかし、その場では何となく理解しなければならない雰囲気なので、仕方なく引き下がった。そんな状況はよくあるものです。
そこで、持ち帰って、いったんよく考えたというタイミングで、もう一度上司の元に行くのです。そして、こう言います。「先ほど(あるいは先日)ご指示いただいた件ですが、早速取りかかろうと思ったのですが、ひよっとして、私が誤解しているかもしれないと不安になりました。このまま進めてしまうと、的外れな仕事をして、課長にご迷惑をおかけしてしまいます。お手数をおかけして申し訳ございませんが、もう一度お教えいただけませんでしようか?」こう言われると、かなりの確率で上司は快く教えてくれるはずです。それは、あくまで上司に迷惑をかけたくない、という上司のための確認だからです。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
――――――――――――――――――――――――――――★



★P192〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

上司が、部下に何か調べ物を指一軍したとします。一この件、くわしそうな人に聞いて調べておいて」という指示です。このような指示をもらった場合、あなたならどのように動くでしょうか。
この「くわしそうな人」がすぐにわかればいいのですが、わからないケースもあります。たまに見かけるのが、こういうときに「くわしそうな人」候補を数多く選び出して、一斉メールで問いかける方法です。
これは、多くの方に一斉にお願いしているので効率がよさそうに見元ますが、実はそうではありません。このようなメールに返信して教えてくれるのは、よほど親切な人で、多くの場合は無視されることになります。また、上司からすると、「くわしい人」を探し出すこともできないのか、という不安羽料となってしまいます。
まずは、指示を出した上司に、「どなたが一番いいと思われますか?」と聞いてみましょう。ひょっとすると、「そんなことは自分で考えろ」と語われるかもしれませんが、当てずっぽうでメールを送るよりはずっとマシです。もし、上司から適切な情報をいただけなかった場合、自分で考えていろいろと聞いて回る必要がありますが、この「聞いて回る」ということが、上司には好印象を与えます。なぜなら、ここに 2 つの重要な意味合が含まれているからです。ひとつは、すぐに行動することができる、ということです。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
――――――――――――――――――――――――――――★






■参考図書 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方





立ち読みできます立ち読み可
常に「上司の考え」を予測しながら動く能力、それが「部下力」。
この「部下力」を身につけることで、上司を上手に動かすことができるようになり、あなたの仕事も効率的に回っていく!

上司は、仕事ができる部下が可愛く思えても、可愛いから仕事を任せるわけではない。また、仕事は一人で進めるものではなく、上司の決裁がないと進まないものがたくさんある。
そこで本書は、一所懸命に実務をこなしていても、なかなか上司に認められない、仕事を任せてもらえない、または、仕事がスムーズに進められないという部下が身につけたい「部下力」を丁寧に解説!






◆アマゾンで見る◆◆楽天で見る◆◆DMMで見る◆

上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
著者 :新名史典

上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
検索 :最安値検索

上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
検索 :商品検索する



●本書を引用した記事
 バカな上司の下でも成長できる仕事術2
 論理が飛躍すると理解不能になる
 部下力のみがき方1:部下力のみがき方
 新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
 上司にお願いする作業は分解してから渡す
 人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
 上司にもアポイントメントを取る
 バカな上司の下でも成長できる仕事術1
 他人に軽く扱われない技法
 面接で「年上の部下・担当者への接し方」を聞かれたら2

●このテーマの関連図書


あなたが上司から求められているシンプルな50のこと

どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術

ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書

ザ・チームワーク―良質なチームワークを築く24の方法

顧客に必ず“Yes"と言わせるプレゼン(DOBOOKS)

部下がきちんと動くリーダーの伝え方(アスカビジネス)





■関連する記事

バカな上司の下でも成長できる仕事術2

本日は、「バカな上司の下でも成長できる仕事術」の続きです。第2回めの本日は、キーポイントだと思ったところの抜き書きをお送りします。「バカな上司」とは、たぶん自分の実力にある程度自信がある人なら、だれでも考えたことがある言葉ではないでしょうか。「親と上司は選べない」とはよく言ったもので、まったくその通りで、話していると頭痛がしてくるような上司に何度も出会いました(「頭痛がする」という表現に抑えておきます…)。サラリーマンですので、人事から、「この人の下で仕事をするように..

論理が飛躍すると理解不能になる

ときどき話していて、「どうしてそういう結論になるのか」理由がよくわからない発言をする人がいます。まあいつもではないにしろ、「何がどうしてそういう話になるんだ?」と感じてしまうと、その後の話もさっぱり見えなくなります。論理の飛躍に注意「論理」というのは難しい話ではなく、A は B である。B と C は同じものであるしたがって A は C と同じであるみたいなやつ。で、それが連なると、風が吹けば桶屋が儲かる..

部下力のみがき方1:部下力のみがき方

結構久しぶりですが、ビジネス書をご紹介します。図書名称:上司を上手に使って仕事を効率化する『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方』著者:新名史典いかにもサラリーマンに向けの本なので、読んだことがある方も見えるかも。私のブログでも時々引用させて頂いています。とくにポイントだと思うのは上司が仕事のボトルネックという点。仕事の効率を挙げるためには、上司をうまく巻き込んで行くことが重要。その点を「上司..

新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる

なにか新しいことがやりたい時に、ひとりでは出来ないので、協力者がほしいですね。そういう時に、協力者を巻き込んでしまう秘策があります。アンドルー・カーネギーの成功の秘訣は何か?カーネギーは鉄鋼王と呼ばれているが、本人は製鋼のことなどほとんど知らなかった。鉄鋼王よりもはるかによく鉄鋼のことを知っている数百名の人を使っていたのだ。しかし、彼は人のあつかい方を知っていたそれ..

上司にお願いする作業は分解してから渡す

他の部門で、あまり自分の顔が売れてない(認知度が低い)時、何かをお願いしようとすれば、上司の名前を利用することになります。ようは上司に、名前と人脈を貸してください、とお願いする形になります。「××の案内のメールを発信してください」「関係者にトリガになる連絡を出してください」など。こういうときに、文面や宛先などを上司に考えてもらうのは、部下としてはちょっと気が利かないと言われてしまうかも。下書きを作る他人の名前で..

人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい

部下や後輩が話しかけてきた時に何かをしていると、ついそれをやりながら、「ん。了解。」とやってしまうことがあります。あるいは、会議の時に、発言者の方を見ずにひたすら PC に何かを打ち込んでいるとか。これが "いかん" とはわかっているつもりなのですけどね。「あなたを愛しています」のメッセージ人の話をよく聞くことは、ビジネスの世界だけでなく、家庭生活でも同じようにたい..



■同じテーマの記事

上司にもアポイントメントを取る

上司になにかの相談をするときには、原則上司に打ち合わせの予約を入れるようにしています。もちろん、緊急事態であったり、至急決済がっほしいなどというときには、いきなり話しかけることもありますが、上司には上司の都合や仕事のタスクがあり、表面上はいざしらず、いきなり何十分も時間を取られるのはあまり気持のいいものではないからです。単なる報告だけで、1〜2分で終わるようなものなら、基本はメールで済ませます。上司から質疑や意見があ..






posted by 管理人 at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。