2015年10月08日

報告の仕方を使い分ける




以前の記事で何度か上司への報告の仕方は、途中状態で報告して軌道修正をしながら作成したほうがいいというような記事を書きました。

 報連相のタイミング

しかし、途中経過の報告で、上司どのような指摘を受けるかが、実際上司によって違います。

上司の視点は大きく2つあります。

 ・目標(報告の全体イメージ)に合致しているか
 ・書いてほしいと思っている項目が盛り込まれているか

の2パターン。




■目標と一致しているか


こちらは、どのようなことを書くのか、その報告を上司がどう使いたいのかという目的感によって変わってきます。

つまり、「報告書の全体を見たい」という欲求になります。
だから、途中報告の場合、目次やそこに書く予定のことのタイトルリストみたいなものがあれば、「うん、方向性は会っているので、これで進めてくれ」と言われますし、違っていれば軌道修正を要求されます。

■書いてほしいと思っている項目が盛り込まれているか


一方で、「これはちゃんと書いてほしい」「ここに言及しておくべき」といった細かい内容を気にしていることがあります。

これは、報告の概要(骨組み)だけ報告しても、上司は満足しません。

 「××と○○は矛盾してないか?」
 「▲▲が書いてないけどどういうこと?」

みたいな質問になって帰ってきます。

報告する側としては、詳細な項目はいいから、こういう結論に導いていこうとすることでいいのかを確認して欲しいのに、微に入り細に入り…。




■上司のクセを見抜く


これは上司のクセがある程度影響しています。つまり、上司によって重視していることが違うのです。
重箱の隅をつつくような精度の高いモノの考え方をする人と、大雑把に方向性だけあってれば、あとは部下の好きなように、とか言う問題です。

つまり、上司がどういう性向を持っているのかによって、部下としてはそのやり方を使い分ける必要があるわけ。
もちろん、部下にも細かいところがきちっとしていることが好きな人もいますし、「要するにこういうこと」的な考え方が好きな人もいます。しかし、それは部下個人の問題で、思考の好みは上司に合わさざるを得ません。

変に我を通すと、上司との関係が悪くなります。

どんな変な考え方をする人だろうと、上司は上司。
そこに合わせないと、サラリーマンとしてはやっていけませんね。

上司の考え方のクセをよく観察すると、上司から「あいつはわかりやすい」と思ってもらえますよ。

自分の我を通すのは、自分が上司になってからにしましょう。



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