仕事関係で人間関係を構築するコツは、すごく簡単に言ってしまえば
「この人と付き合ってメリットがある」
と相手に感じてもらうことです。
メリットとは何かというと、「この人からの何かを使って、社内での自分の評価や成果が挙げられる」ということではないでしょうか。
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1「自分がお客様に認められろ」
当然のことですが、自分自身がお客様から認められるためには、自分自身が評価されなくてはいけません。特にリーダーは、自身が評価されないとチームが評価されません。メンバーのためにもまず自分自身がお客様に認められる責任があります。
2「お客様がお客様社内で認められるために行動しろ」
自分のお客様が、なんらかの形でお客様の社内で評価されてこそ、本当の意味でお客様満足につながります。
1を達成するのと、2を達成するのではハードルがまったく違います。
1を達成するためにリーダーが相手にするのは、基本的に担当のお客様だけです。それに対して、 2 を達成するためには、お客様の会社の方針、上司、同僚などにも目を配って行動する必要があります。中には、お客様になりかわって、お客様が社内で使う資料を作成することもあるでしよう。ここまでできてこそ、プロアクティブなのです。
村中剛志(著) 『先読み力で人を動かす』
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よく営業で自社の製品や人材(人材派遣会社の場合)を一生懸命アピールする営業マンがいます(若い人に多いみたい)。でもこういう営業マンからはなにか買うことはほとんどありません。
すごいところになると、毎週人材紹介のメールが来ます。
「いらないって…」
と思いながら、儀礼程度でその人のメールを開くのですが、あまり頻繁だとそのうちに見もせずにゴミ箱行き。
そんなにしょっちゅう人を募集しているわけではありませんし、簡単に派遣社員を増やすこともできません。それがわかっていながら、人材紹介が仕事になっちゃってて、ちょっと「イタ」かったりします。
商売の原則にもありますよね。
自分の売りたいものではなく、相手のほしいものを売る
そういうことですね。
同じことは、社内の同僚や別部門のプロジェクトメンバーについても言えます。
あなたは、相手がどんなことに関心があるのか、何がほしいのかを考えて行動しているでしょうか?
もしかしたら、「これはあなたの部門の責任でしょ!」ってやってたり、「××をやってよ」とか言ってません? それは自分の評価や成果のためであって、相手の評価や成果のためになってますか?
ここを間違えると、距離を置かれかねません。
注意しましょう。
■参考図書 『先読み力で人を動かす』
「『問題発見』や『問題解決』の方法は知ってる。
なのに、思ったように成果を出せないのはなぜ?」
そんなあなたの疑問にこたえるのが本書です。
もう、あなたも気づいているかもしれません。
高速化しているビジネスシーンにおいて、
「問題」への対応力をいくら磨いても、それでは決定的に遅いのです。
あなたに必要なのは、「問題」以前の解決力。
二つのキーワードでご説明しましょう。
一つは「先読み力」。起こりうる問題(出来事)を事前に推測する力のことです。
もう一つは「プロアクティブ」。推測にもとづいて先手で(1歩先に)行動する様子のことです。
「先読み力」で無理・ムダなく推測し、「プロアクティブ」に行動すれば、
常識はずれの残業時間、不要なトラブルに巻き込まれなくなり、
より成果を生み出すための仕事に力を投入することができます。
結果、あなたの思い通りにビジネスをリードすることができます。
本書では、この「先読み力」を鍛える方法を紹介しています。
時間管理、チームマネジメント、ミーティング、お客様との交渉…など、
重要なビジネスシーンにおいてどうすればよいかがわかります。
たとえば、
「あなたが1時間に出すべき価値はいくらか?」
「時間管理は徹底的に実績(アウトプット)にこだわる」
「指示待ち人間ゼロのチームのつくり方」
「漂流ミーティングはホワイトボードで『見える化』する」
「事前ネゴすべき3つのタイプ」
「期待値の『ギャップ』を利用する」
など、「誰にでもできる」ノウハウを凝縮しています。
これらは、外資系IT企業で「役員補佐」を務め、
社内の最優秀プロジェクトに輝いた実績をもつ著者が厳選したものです。
もちろんテクニックだけで人は動かせるものではありません。
精神面(マインド)の充実もあってはじめてビジネスがうまく回せるものです。
リーダーとして忘れてはならない精神である三つのこころ、
「リードするこころ」
「援助するこころ」
「感謝するこころ」
も紹介しています。
ノウハウと精神面の両方を自分のものにすれば、
圧倒的なアウトプット(成果)を生み出すことができます。
さらに、成長を加速することができます。
リーダーに必要な、チームや個人の成長も実現する「先読み力」とは?
その極意の数々を、本書で大公開しています。
※今日から使えるツールフォーマット・ダウンロード特典つき。
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