性格診断ってありますよね。会社で昇進・昇格のときなどに受けさせられますし、以前にウツをやった時にも受けさせられたりしました。
正直いってしまうと、あまり信用してませんでした。
理由は、私が気分屋なので、答えがしょっちゅう変わって、その結果出される性格診断結果がいつも違うことと、他の結果を読んでみると、そっちのほうが自分にあっているような気がするんですよ。
結局、性格診断みたいなものは、その時の気持の状態によって変化するのと、診断結果が抽象的に書いてあるので、どれにでも当てはまるような気がしてしまう。だったらやってもやらなくても同じ。だから「信用しない」になっちゃいました。
しかし、本書に出会ってからちょっと意識が変わりました。
『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
エニアグラムを紹介した本なのですが、個人の経験を元にした「囚われ」をベースにして、その人の行動はかなりの確率で予測ができるようになるというものらしい(すみません、いい加減な要約なので、正しく知りたい方は「エニアグラム」で調べてみてください)。
そう考えてみると、個人の性格というのは、どのような形で表面に現れるにしろ、その人の最も深いところにある価値判断基準(エニアグラムではこれを「囚われ」と表現していますし、他の心理学では「アンカー」とも言うみたいです)によって左右されているのが、なんとなく理解できます。
■性格診断はその瞬間のスナップショット
つまり、性格診断などによる問診は、確認できる行動や具体的な判断を問うので、その時の気分や置かれている状況等によって変化します。一方でこの「囚われ」というのはほとんど変化しません。
川があって、その川の流れは早くなったり遅くなったりしていますが、全体としては上流から下流に向かってほぼ一定の速度で流れ続けているわけです。
それを測るには、一瞬の状態を捉えるのではなく、何度も捉えて、誤差因子を省いていかないといけないんですね。
■繰り返し性格診断を受ける
このために、性格診断は繰り返し受けていると、変化しない部分というのがわかってきます。
それが、おおよそのあなたの本質を表しているということになります。
もちろん、その性格診断の診断結果にかかれている言葉は、一般的な言葉で書かれているので、どういう印象を受けるかは、読んだ人によって異なります。解釈の仕方も一通りではありませんので、そこに書いてある事自体に左右される必要はないと思いますが、自分の行動から見える一端を表している、くらいに考えるのがいいかと思います。
■対策を考える
私の場合は、考え方が論理思考によっていて、問題の表層における技術的対応に振られる事が多いようです。つまり、なにか問題が起きた時に、すぐに対策を打ちたがる、ということ。
こういうことがわかれば、逆に自分がその反対(その根本的な課題を考える)ようにすると、結果としてバランスが取れた行動ができる様になります。
とくに、管理職になったら、「バランスの取れた判断」というのは意識しないとできません。どうバランスをとるかというと、自分が振れている方向と逆を意識すれば、それなりにバランスが中央に近くなる、というわけ。
■性格診断を定期的に利用する
性格診断テストを定期的に受けるようにすると、自分の変化のないところがわかるようになって、自分の性格を元にした行動が取れるようになるかもしれません。
これは、本当はランダムに、いろんな気分の時にやってみるといいのですが、そうするとつい後回しになっちゃうので、私は半年に1度、スケジュールに「心理テストの日」を設けてます。
結構、面白いですよ。
■参考図書 『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
』
エニアグラムは「性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム
「人間は、九つの本質の中の一つを与えられて、この世に生を受ける」―世界各国で科学的に検証され、日米の一流企業で人事研修にも採用されている、神秘の人間学“エニアグラム”。自分のタイプを知り、囚われから解放されれば、自らの能力と個性を最大限に生かすことができる。まさに新しい生き方を実現するための“人生の地図”なのだ。日本中で話題となったベストセラー。
過去には一部の人にしか伝えられなかった秘伝だった。
◆アマゾンで見る
書名 :9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
著者 :鈴木秀子
◆楽天で見る
9つの性格 |


