先日、バブルマップノートをご紹介しました。
このバブルマップノートについて、ちょっと使いかたのヒントを追加。
■アタマのデスクトップ
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目標達成のために、今、自分が持っている課題を意図的にアタマの隅においておき、お風呂の水が流れるとか、りんごから気が落ちるといった一見全く関係のない現象を目にした時も、すぐに課題と関連付けられるようにしておくと、目標達成のきっかけとなるひらめきの回数も多くなります。
これを私は「アタマのデスクトップに出しておく」と言っています。
パソコンのデスクトップにファイルをセーブしておくのと同じように、課題を頭の表層に置き、すぐに開ける状態にしておくのです。
こうしておけば、例えばエレべーターで、その課題と関係のある誰かとすれ違っても、すぐに伝言や相談ができるため、チャンスを逃すことがありません。
また、考える時間がまとまって取れないときも、ちよつとした切れ端の時間で少しずつ考えることができるものです。
河野英太郎(著) 『たった1%の仕事のコツ』
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ずいぶん昔ですが、「難しい課題はいつでも考えるようにしよう」ということで、常に見える位置に書きだしておく、というのをやったことがありました。
ところが、うまくいかないんですよ。これが。
長期間かかるような課題や解決策がみつからない課題というのは、別のことをしている時でも、ふと、それがアタマの中に蘇ってきます。なにしろ、気になっているのですから。
それが四六時中目の前にあったとしたら……。
結果はノイローゼになりかけました。寝ても覚めてもそのことがアタマから離れなくなって、同じ考えがぐるぐる回ります。他のことでも集中力をなくして、ミスを連発…。
ということで、他の記事でも書いてますが、忘れたふりをするようにしました。
一方で、今日中にやることというのは、「初めてしまえばできる」ことなので、これが毎日うんざりするほど見る必要もありません。何しろ今日で終わりなのですから。
■デスクトップの特等席にノートを広げておく
私がバブルマップノートに使っているのは、A6サイズのノートです。見開きでA5になります。
※ちなみに普段のノートもA6ですが。
ここにサインペンでチラ見でも読めるくらいの大きさで、バブルマップを書いてます。
サインペンは派手な色で、カラフルに。
このノートを机の最も目立つ位置、私の場合はデスクライトの直下に広げておいてます。
一番明るいところですし、白い紙にド派手な色で書いてあるのでやたら目立ちます。チラチラ目が行きます。
これで、今日やることを忘れたりしません。
同じものが残り続けると、夢に出てきます。そうなるともう末期症状かも。
今日で終わることは常に目に入る位置に置きましょう。
簡単には終わらない難しい問題は、ノートに書いたら閉じてしまいます。時々見返して、それに書き加える位のほうが、精神衛生にはいいようです。
■ノートには弱粘着性のノリをつけておく
ただ机の上に置くだけだと、ちょっとモノをぶつけただけでどっかに行ってしまいます。
私はノートの表裏の表紙に弱粘着性のノリをつけてます。これでしっかり固定できます。
粘着力が弱いので、手元に持ってこようと思えば簡単に持ってこれますし、戻す時もちょっと上からおさえてやると机にくっついてくれます。
もし粘着力が弱くなったら、もう一度、ノリを上塗りしてやれば、すぐに復活。
さらに、今日の分のページが閉じてしまう時にも、前の日の分を弱粘着性のノリでくっつけてしまえば、確実にページを開いておけます。
百均のノートなので、こんな使い方をしても惜しいとは思いません。どんどん書き込んで、糊付けまでして、どんどん汚いものになっていきますが、それも仕事をした証拠ということで。
こんなわけで私の机の引き出しの一等地は、この弱粘着性のテープのりがデン!とおいてあります。当然百均もの。結構使い勝手がいいですよ。
■参考図書 『たった1%の仕事のコツ』
こんなことがありませんか?
とにかく仕事がたまる/上司によく無視される/命がけでつくった書類を見てもらえない/「言ってることがわからない」と言われる/会議で反対ばかりされる/自分にだけ、メールの返信がこない(遅い)/いつもあら探しされる/いつもあとまわしにされる/いい仕事は全部他人にもっていかれる/やり直しばかりさせられる/まじめにやっているのになぜか報われない……
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