仕事が詰まってきて忙しくなると、仕事をしている時間が増えます。そして削られるのが睡眠時間。
でも、私の経験だとこれがもっとも逆効果な方法です。
過去記事でも何度か書いてますが、私は仕事が忙しくなって、始発出勤、終電退勤を繰り返し、最終的にはウツになって出社できなくなる、という経験をしました。当然仕事以外の時間はどんどん削られていき、食事は5分で食べられるものとか、睡眠時間は3〜4時間とかになります。
どうなるかというと、仕事の集中力がなくなり、普通だったら5分で済むような仕事に30分、さらにミスをしてやり直し…、なんていうことになってますます悪循環を繰り返しました。
人間にかぎらず、動物は睡眠を取らないと脳の活動が低下してしまいます。ここらへんはどうなるかはWebで調べてみれば明らかですし、イメージ的になら殆どの人が知ってますね。
でも、仕事がやりきれないんだから仕方がない
って思っちゃう、この仕方がないが一番行けない、ということに遅まきながら気が付きました。
■忙しければ、あえて早く帰る
会社をしばらくお休みして以降、
仕事が詰まってきたら定時に帰る
を守るようになりました。
もちろん、「明日締め切り」というような場合は別ですが、「締め切り」のレベルがあります。
締め切りを守らないと会社に大きな損害を与えるような仕事から、「前の会議で約束した」とか、「ここまでにやろうと思った(マイ締め切り)」まで。
損益に影響するようなことなら仕方ありませんが、「ごめん、今日はできなかったので1日締め切りを延ばして…」といえるものなら、私は関係者に連絡を入れるようにしてます。
早く帰ってゆっくり風呂に浸かり、なるべく仕事のことは思い出さないように、好きな音楽(リラックスできるもの)を聞きながら、紅茶でも飲んでから、たっぷりの睡眠時間(私の場合は8時間位)を取れるようにします。
さらに朝は始発とはいいませんが、2時間程度早く出勤できるようにします。
※普段でも1時間以上は早く出勤してますので、ほとんど始発電車です。
そうすると、出勤している人が少ないので、集中力が高まります。早起きしたことで、朝からやる気が出てる、状態になるので。
そうすると、だいたいは見積もり時間よりも早くできます。集中力が上がっている証拠ですね。
■目覚まし時計は使わない
あ、もう一つ睡眠のコツですが、目覚まし時計を使わずに起きることです。
以前の記事で、遠足の朝理論というのを紹介しましたが、「5時に起きるぞ」と思って寝ると、案外目が覚めるものです。
目覚まし時計で起こされるというのは、体がまだ眠っている状態で無理やり覚醒状態に持って行こうとするので、体がだるくなります。気力なんて出ません。体が「起きたい」と思う時間に起きるのが、朝元気に一日をはじめられるコツみたいです。
■睡眠は気力・集中力の回復時間
睡眠は、気力や集中力、思考力の回復時間です。使ったらメンテしなければ、どんどん劣化していきます。休養なしでは長続きはしません。
仕事は30年以上続けないと行けないんですから。
忙しいからこそ、休養時間を増やしましょう。