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●古本屋で「辞書」「辞典」を買い揃えろ
辞書とういものは、使ってナンボです。
だからいつでも手に取れるようにアクセスは限界まで良くしておく。極端なことを言えば、一部屋にひとつくらい用意して、いつでも引けるようにしておいた方がいい。
不思議に思ったり、もっと詳しく知りたいと思うのは、何かを考えるきっかけになります。
でも、気になったときに、「後で調べよう」とやっていると、せっかくの関心はどこかへ行ってしまう。
奥野宣之(著) 『仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー』
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まあ、「使わなくてナンボ」というモノのほうが少ないような気が…。
などという余計なツッコミはおいておいて、アクセスを良くすることについては大賛成。
ところが最近はインターネットでの無料辞書というのが非常に充実してきて、紙の辞書や辞典を使うことはほとんどなくなりました。
「ツァイガルニク効果ってなんだっけ?」
と思えば、単語自体は Wikipedia が教えてくれますし、Googleに聞けば、どんな文脈で引用されているのかすら教えてくれます。
■メモを取る
しかし、私みたいな記憶力のないヤツは、辞書を引こうが、ネットを検索しようが、1分後には書いてあった事を忘れてしまって、「ふ〜ん」と思った事自体も記憶の彼方。何しろ今朝の朝ごはんは何だったかすら覚えてない…。老人性健忘症の始まりか?
さらに、一人で作業している時に、「"燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや"ってなんだっけ?」と思えば、ネット検索もできますが、会議中や会話中におもむろにネット検索を初めるるわけにも行かず、やっぱり、本書の「後で調べよう」の指摘通り、せっかくの知識を増やすチャンスも星の彼方というわけですね。
そこで!私は、「ん?これはなに?」とか思った単語は、メモ帳(席にいる時にはテキストファイルの日誌ですが)に、メモしてます。
で、席に帰ってメモの整理をするときに、「あ、これは調べておきたいんだった」と思い出して、Webで調べて、OneNoteにまとめや所感を書いてます。
過去の記事でご紹介した幾つかの単語も、こうして生まれたものです。
■調べたことをコピペしてはいけない
以前は、単にコピペをするだけでしたが、あとでOneNoteを見なおしてみると、同じ単語やフレーズを何度も調査してました。
やっぱり気になる単語などの傾向は同じなので。問題は調べた事自体を忘れていること。
そこで、コピペをやめるようにしました。
コピペをやめて、自分の言葉で参照した情報をまとめ直します。
そうすると考えないとできないので、結果として記憶に残るようになりました。
ただ、読み込みミスなどもあるので、一応参考にしたページのURLも書き込んでおきます。図などがあれば、それはコピペで。
まとめや所感などを書くと結構記憶に残ります。
特に、こうしてブログなどで紹介しようと思うと、かなり考えないとできないので、自分の勉強として随分役立ってくれています。
■参考図書 『仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー』
著者の奥野さんは、サラリーマン時代に書いたデビュー作『情報は1冊のノートにまとめなさい』が32万部のベストセラーになり、文筆家として独立。今でこそ多忙な日々を送っていますが、20代半ばの頃は、「仕事がつまらない」「もっと大きな仕事がしたい」と、毎日のようにヤケ酒を飲んでいたとか。そんな奥野さんが、大きく変われた理由は何か? それが今回紹介する知的生産力を磨くための73のワークアウトです。「これは使えるかも」「ちょっとアレンジしてやってみよう」など、どれでもいいので、とにかく、ピンと来たものは試しにやってみてください。ただし、効果の出方には個人差があるので、しばらくは続けてやってみてください。地道に継続すれば、きっと成果が変わるはずです。
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書名 :仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
著者 :奥野宣之
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![]() 仕事の成果が激変する知的生産ワークアウト [ 奥野宣之 ] |