2016年01月26日

仕事のプロセスの教科書2:要約1




久しぶりのビジネス書紹介。
いい意味で、「期待はずれ」の一冊でしたので、いつかご紹介したいと思っていた本のご紹介をしたいと思います。


本日は、本書『「仕事のプロセス」の教科書』の要約をお送りします。
長くなるので分割してお送りします。

■要約1


インバスケット問題と向き合うとき、そして実際に仕事をしていく中でも一番大事なのは、「結果ではなくプ□ セスを評価すること」です。明らかに悪い結果であっても、その結果よりも、結果に至るプロセスを見て評価するのです。つまり結果を評価することは簡単であり、プロセスを評価することは難しいので、結果を評価する人が多いのですQ 一方で、結果よりもプ口セスを評価する考え方で物事を見ると、物の見方がまったく変わってきて、見えないものも見えるようになってきます。

本当の実力者とは、持続して成果を出し続ける人で、一発屋ではありません。
判断も同じです。一か八かの判断がうまくいったとしても、それは正しい判断ではありません。きちんとしたブロセスを通った判断こそ、正しい判断です。たとえ結果が伴わなくてもプロセスを通った判断をしていれば、長い目で見たとき、一発屋よりも着実に成果があがっているはずです。

プ□セスが誤っている、またはプ□ セスを力ットしている進め方は、短期的な利益をもたらしたとしても、長期的な利益はもたらしません。

また一流の講師はメッセージを伝えるという結果ではなく、伝え方や伝えたあとの反応など、ブロセスを重視します。二流の講師は、たくさんメッセージを伝えようとして、伝え方などは気にせず、どれだけ伝えたかという結果を重視するのです。
プロセスを重視する仕事の進め方は、結果的に一流の仕事として認められます。
なぜなら、あなたに仕事を依頼する側は、結果だけを望んでいないからです。相手はプ口セスを見ることで、依頼した仕事に付加価値を感じ取ります。

インバスケットはプロセスを見るツールだと言いましたが、たとえばインバスケットでの問題解決のプロセスを大まかに説明すると、

 「問題発見→ 問題分析(仮説) → 問題分析(情報収集) → 対策立案→ 調整→ 意思決定→ 行動→ 適任者決定」

となり、何か問題を解決しようとするだけでも、これだけのプロセスがあります。
私たちは効率をよくするために、ブロセスを省くことを考えがちです。運転免許を取るのに3 カ月かかるところを2 週間で取れるとなると、それに飛びつきたくなります。
製造現場では、できるだけプロセスを省いてコストを下げ、納期を短縮したりします。
しかし、省いてはいけないプロセスは必ずあります。製品出荷の際に検品や品質チェックがなくても出荷はできますが、ここを省くと事故が起きたり、ときには会社にとって莫大な損失を発生させるケースもあります。
必要なプ□ セスをたった一つ抜かすことにより、
 100 - 1 = 99
ではなく
 100 - 1 = 0
になってしまうのです。

あるべきプロセスが揃って初めて、不要なものを削る。これが本来の姿ではないでしょうか。


これらのプロセスを評価せずに、結果ばかりで評価するとどのようなことになるのか?
部下育成でのケースを例に考えてみてください。
結果を出す部下と結果を出せなし部下。指導の必要性を感じるのは、結果を出せない部下でしょう。
しかし、結果を出している部下でも、本当にプ口セス通りに良質な結果を出しているのか? それを指導する必要があるのです。

重要な仕事にはプロセスが多く、だからこそ難易度が高いのです。

私はどんな難題や高い目標でも、このプ口セスを組み立てていく力があれば必ず解決できると確信しています。難題をクリアできないのはブロセスを組み立てることをあきらめているか、組み立て方を間違っているからです。
だからこそ、あなたも簡単な仕事をたくさんこなすより、面倒でもプロセスの多い仕事を優先的に処理してください。いかに先の見えない大きな仕事でも、プロセス単位で見ることで必ず出口が見えてきます。

仕事は成果を出すことが目的だと思ってはいけません。正しいプロセスを組み合わせ、それを確実に実行した結果として、初めて成果が得られるのです。ですから、ブロセスの多い仕事こそ、あなたが真に解決すべき仕事なのです。

仮説とは疑うことです。
疑うというと聞こえは悪いかもしれませんが、大事なプロセスです。そしてその疑いを実際に確認するプロセス。この2つが連動していないと成果にはつながりません。
特に疑わなければならないのは‘ 自分の行動です。私は今まで裏切られたとすれば、何を隠そう「自分に裏切切られたこと」が一番多いのです。
これを頭に入れているだけで、このプロセスの実行度は高まります。

「あきらめるのではなく、できる方法を考える」

仕事を楽しむ方法は、いい結果を出すことだと考えるのが一般的かもしれませんが、私はそうは考えません。仕事とは、プロセスを楽しむことなのです。そうすれば楽しみながら結果を出すことができます。しかし、多くの人に抜けているのが‘ この「プ口セスを楽しむ」というプ□セスなのです。

■以上1〜2章


ここまでが1〜2章の要約です。
続きはまた次回。




■参考図書 『「仕事のプロセス」の教科書


数千人のビジネスパーソンを変えた注目のセミナー講師が伝授!
最高のスピードで最適の判断を下す「インバスケット」仕事術!

何をやっても成果をあげる“本当の実力者”は、「検証・分析・対策」などのプロセスをしっかり確立させている。
たとえば、この「チェックポイント」だけは絶対に欠かしてはいけない!

□仕事は「一覧化」して全体像で見る
□常に「最終目標」を掲げながら進む
□「自分は何を求められているのか」を把握する
□やるべきことを「細分化」して進行を確認する
□「必ずどこかに間違いがある」と疑う
□「クイックレスポンス」を徹底する
□関係者との必要な「連携・調整」を行なう
□周囲の評価を受け入れ、「自分自身の行動」を見直す ……etc.

日々結果を求められている人ほど知っておきたい、自分のプロセスを改善し、それを「仕事の武器」にする方法!

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書名 :「仕事のプロセス」の教科書
著者 :鳥原隆志

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posted by 管理人 at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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