2016年01月28日

仕事のプロセスの教科書4:要約3




久しぶりのビジネス書紹介。
いい意味で、「期待はずれ」の一冊でしたので、いつかご紹介したいと思っていた本のご紹介をしたいと思います。


本日は、本書『「仕事のプロセス」の教科書』の要約をお送りします。
長くなるので分割してお送りしてます。その第3回。

■要約3


★「仕事がどんどん増える」病 ― 頼まれた仕事を断れない人
 依頼を受けるときは、まず全体の流れとチームの状況把握のためにすぐ受けず、確認するというプ口セスを加える。
 時間や労力には限りがあります。特にチームを率いる立場になると、新しいことをするより、今やっていることを削減することが先にありきです。
 引き受ける前に十分に吟味して、仕事を引き受ける。これが原則なのです。あなたはあなたが思っているほど仕事をこなすことはできない、くらいに考えておいたほうがいいでしょう。自分を過大評価していること、つまり自分自身を知るというプロセスを、せめて週に一度はスケジュール帳を見直すことで確認したいものです。

★「ほったらかし」病 ― ミスをしたときの傷日を広げてしまう人
 アフターフオ口ーこそ、最初のブ口セスである
 あなたにもし部下がいるとして、部下に仕事を頼んだときにその結果報告を受けなかったら気になりますよね。たとえ、その仕事が無事終わっていたとしても、報告を受けないことで気になってしまうのです。単に、「報告する」という一つ目のプロセスがあるのとないのでは、同じ仕事でも次につながるかどうかが変わってくるのです。
 「素早い報告」「こまめな報告」を徹底する。たとえ順調でも報告を怠らない。これが信頼関係を作る
 
★「先走り」症 ― 求められていない場面で不要なことを考える人
 相手の求めるものをまずアウトプットすることです。
 その上で、提案としてニーズを上回るものを相手に伝えることが必要なのです。
 確かにビジネスではブロセスが評価されるべきだと私は確信します。しかし、プ口セスを加えたことが評価されるのではなく、そのプ□セスが正しいかどうかが評価されるのです。
 確認を重ねることで「相手が求めているもの」をはっきりさせる。「相手が求めているもの」と「自分が考えているもの」のギャップをなくす。

★「これは自分の仕事じゃない」病 ― 上から目線で、目の前の仕事を否定する人
 小さな仕事ができない人は、大きな仕事もできない。大きなことをしたいのであれば、目の前の小さな仕事を「素晴らしい」とうならせるくらいやって初めて、大きな仕事に近づけます。あなたが多くの人に影響を与える仕事をしたいのであれば、今、あなたの近くにいる人にいい影響を与えることが必要なのです。
 「自分の仕事」「人の仕事」という枠組み自体を取り払い、当事者意識を強く持つ

★「結果がすべて」病 ― 「見える結果」を重視するあまりブロセスを見ない人
 プロセスを重視してこそ、成果があがる
 そうなると、たまたまあがってきた成果を]」L=’ぶのではなく、あなたがいなくなっても良質な成果が出し続けられる仕組みをつくる。そして、ライバルが力をつけても、それに対抗できるプロセスの考え方を身につけなければなりません。
 成果をあげた仕事でも「なぜうまくいったのか」を検証し、そのやり方を次の仕事にも活用する
 どんな状況下でも安定して成果を出せるのは、しっかりとしたプロセスをたどっているから

★「一人ぼっち」症候群 ― 自分一人で仕事を進めて、まわりの意見を聞かない人
 プロセスが正しくても、一人では仕事ができない
 リーダーの仕事は、メンバーにいい仕事をしてもらって、自分はその舞台をつくり、ストーリーをつくり、そして結果を出すことです。自分が舞台の中心にいて、メンバーを脇役にすることではありません。
 自分のことをわかってほしいのなら、まずは相手をわかること。きちんとプロセス通りに仕事をしているのに成果が出ないときは、そのことを意識することが、大事なものを失う予防策となるのです。

■第4章


・伸びる人は「成功のパターン」のプロセスを確立している
・努力を成果に直結させる仕組みがあるか
・幸せという場所はありません。幸せに向かっている、この今のプロセスこそが幸せなのです。

■次回予告


次回はキーポイントだと思うところの引用をご紹介します。




■参考図書 『「仕事のプロセス」の教科書


数千人のビジネスパーソンを変えた注目のセミナー講師が伝授!
最高のスピードで最適の判断を下す「インバスケット」仕事術!

何をやっても成果をあげる“本当の実力者”は、「検証・分析・対策」などのプロセスをしっかり確立させている。
たとえば、この「チェックポイント」だけは絶対に欠かしてはいけない!

□仕事は「一覧化」して全体像で見る
□常に「最終目標」を掲げながら進む
□「自分は何を求められているのか」を把握する
□やるべきことを「細分化」して進行を確認する
□「必ずどこかに間違いがある」と疑う
□「クイックレスポンス」を徹底する
□関係者との必要な「連携・調整」を行なう
□周囲の評価を受け入れ、「自分自身の行動」を見直す ……etc.

日々結果を求められている人ほど知っておきたい、自分のプロセスを改善し、それを「仕事の武器」にする方法!

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書名 :「仕事のプロセス」の教科書
著者 :鳥原隆志

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「仕事のプロセス」の教科書

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posted by 管理人 at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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