本を読むときには、かならず付箋を本にくっつけてから読み始めます。
なので、私の場合、付箋の使用量がハンパないです。だから付箋は絶対に切らさないように何ヶ月かに一度、まとめてドカンとかって、机の中・鞄の中・未読の本・ノートの裏表紙の内側・机の上(「デスクトップ付箋」です)そこら中に、いろんな大きさの付箋がおいてあります。
過去記事でも
デスクトップ付箋
忘備録付箋
付箋紙
超ミニ付箋
重要事項付箋
など付箋を使ったテクニックはいっぱいあります。
ただ、最近はデジタルの本が多くなったので、PDF に直接書き込みをしたりしていますが。
■読書メモの種類
読書をしていて気になったところというのは、「気になり方」が違います。
私の場合、大きく分けて
・「そうそう!」と感じたところ
・「へ〜」と感じたところ
・「いやそれは…」と感じたところ
・「本書の重要事項だ」と感じたところ
の4パターン。
「そうそう」と言うのは、本に書いてあったことを、自分でも実践していて、「文章で説明するとこんな感じかなあ」と思うところです。
これがどこかというと、このブログの記事で時々色んな本をご紹介してますが、その時に引用しているのはこの部分です。
「へ〜」は知らなかったこと。「こういう言葉があるのか!」とか「この文章、わかりやすい、うまい説明だな」とか、文章そのものだったり、その文章に書いてあることだったり、そこに出てくる単語だったりしますが、とにかく新しい知識として認識たところです。
「いやそれは…」は、書いてあることに対して何らかの反論があるところです。
「いくらなんでも、凡人にそれは無理だろ」だったり、「それ、やってみたけどうまくいかないよ」だったり。とにかく反論がある部分。
「本書の重要事項だ」というのは、本の要約を作るときに抜書きをする部分です。
これは、「私」という主体ではなく、「著者」という主体が本書でどのようなことを読者に言いたかったのかのエッセンス部分。だから、これは感想ではなく機械的に要約として拾っていくための読書メモになります。
■メモを使い分ける
で、この4パターン。使う付箋が異なります。と言っても実際は赤系統と青系統を使い分けていて、これを本に貼る位置であとでひと目で分かるようにしてます。
・「そうそう!」 →青系統で本の上に貼る
・「へ〜」 →赤または黄系統で本の上に貼る
・「いやそれは…」 →青系統で本の下に貼る
・「本書の重要事項だ」→本の横に貼る(何も書きません)
こんな感じ。
感情系は青をつかい、それ以外は赤・黄色など適当な色を使うようにしてます。
PDFを読むときには、吹き出しをそこに置くのですが、
・「そうそう!」 →角丸の吹き出しを上の空白に置く
・「へ〜」 →カドありの吹き出しを上の空白に置く
・「いやそれは…」 →角丸の吹き出しを下の空白に置く
・「本書の重要事項だ」→付箋機能を使う(文字は書けません)
みたいに。そして、感じたことをそこにキーワードをつけて書いてます。
・「そうそう!」 →賛感
・「へ〜」 →知
・「いやそれは…」 →反
・「本書の重要事項だ」→重
で、最後にこれをまとめてテキストにコピペすれば、感想文の完成です。
当然、これらの文字は短縮語として登録してあって、2文字で出てきます。感なら「んか」といれれると変換できます。
■なるべく省略してメモを書く
「メモ」というのは以前の記事で書いたとおり、スピードが重要。以下に素早く作業を完成させるかということで、いちいち「ここはその通りだと思う。それは、自分でも○○の事件で経験している」みたいには書きません。いきなり、「賛○○」で終わり。すぐに読書に戻れます。きちんと文章にするのは、それが目的であるときにやれば良くて、いまは本を読むことが目的なので、その鍵だけ残して、次に進みましょう。さらに付箋の時には、「○○」しか書きません。後で見返した時には、貼ってある場所でわかりますから。
PDFの時に吹き出しや場所を変えているのは、後で見返すときにまとめて探しやすいし、手間は変わらないからにすぎません。
ちなみに、ビジネス書を読むと、私の場合、知と感が最も多いです。
時々、知ったかぶりして、記事で紹介しているのは、知の部分ですね。