ふとほかの人のパソコン操作を目にすると、「あ〜。もっと素早くできるのに…」と思うような操作をしている人がいます。
たとえば、
・エクスプローラに表示されたファイルを複数個選択するとき、一つづつドラッグ&ドロップでコピーする
・Excelの画面からはみ出した行まで含めて選択するとき、クリックしたままマウスを下に持って行き、目的の最後の行が表示されるまでスクロールさせる
みたいな操作をしている時。
数個なら作業完了までの時間は大差ありませんが、対象が二桁、三桁とかになると…
たとえば、300行のExcelデータを、1行づつクリックで選択しますか?
私なら気が遠くなります。
自分のやり方や、自分の周りの人のやり方を思い出してみてください。
■SHIFTキーを使えば一気に選択できる
そんな時は、一番上の行を選択して、ページスクロールや検索、行ジャンプを使って一番下の行を表示させて SHIFT キーを押しながらクリックしてやれば、まとめて選択できます。
で、その後
CTRL+C
ALT+TAB ←対象のアプリ切替操作
CTRL+V
でコピーは完了。
だいぶ早そうでしょう?
CTRL,TAB,C,Vなどのキーは右利き(マウスが右手)の人なら、左手はキーボードに置かれているでしょうから、ホームポジションからは手が離れません。両手で作業ができます。
■対象と対象でないものの比率が逆転するとき
Windowsでは、全部を選択するために CTRL+A というショートカットがあります。
たとえば、8割のファイルを選択するより、全部選択しておいて2割を選択解除したほうが、作業は早いですよね。
つまり、
CTRL+Aを押して全部選択
CTRL キーを押しながらクリックで対象で無いファイルを選択解除
とやれば、1個づつ選択していくよりも選択は早くできるということです。
つまり、選択対象が多い時には、全部選択してから対象でないものを外していくほうが早くできる、と。
このテクニックは、『たった3秒のパソコン術』に書いてありました。
本書『たった3秒のパソコン術』では、「こうすればパソコンは素早く操作できる」という方法がたくさん載ってます。
ただこういうのは普段やってないと、さっとできません。
最初のうちは意識しないと指が動いてくれないので、安易で時間のかかる方法に流れてしまいます。
意識してやるようにしていると、他の人が「どう操作したのか全く見えなかった」みたいなPC操作ができるようになりますよ。
ちょっと目次の一部をご紹介。
●『たった3秒のパソコン術』第1章
・一瞬で画面の情報を「すべて選択」する法
・「すべて選択」でなく、サッと「 8 割ほど選択」したい
・コピー&ペーストは「 x 」「 c 」「 v 」を使うと便利
・「同じような表を大量につくる」最速の法
・マウスに触らずに「メニューバー」を使う
・組織図・チャート図・・ … 作図の「すごいワザ」
・「入力フオームの記入」がこれで 10 倍速くなる!
・「箇条書きをきれいに見せる」瞬間ワザ
・「半角/全角」「日本語/英数」…3 秒の切り替えワザ
・日本語入力のままで「英語を入力する法」
・「カタカナの誤変換」を簡単にゼ口にする法
・今より格段に速く「範囲指定する」法
・時間短縮!キーボードで「クリックする法」
・「大量のフアイル」「特定のフアイル」を一気に選択!
・不要フアイルを「もっとも効率よく削除する」ワザ
・「フアイル形式を変える」一番簡単な方法
・「新規作成文書」「古い文書」をサッと開くワザ
私は7割位は使ってました。
■参考図書 『たった3秒のパソコン術』
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