過去記事速足で歩く(クロックサイクルの速め方)でちらっとご紹介しました、脳の応答速度を早めるためのトレーニング方法のご紹介。
これは、『クロックサイクルの速め方』という本から。
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●ゲシュ夕ルトを壊す CD トレーニング
また、速読みの訓練としては、シャドウイングも有効な方法です。シャドウイングというのは、ふつうは英語などの語学学習で採用されている訓練方法です。
ネイティブが読んだ英語の文章を聞きながら、それをそっくりそのまましゃべっていくのです。
このとき、ネイティブがすべての英語を読み終えてから、今度は私の番だとばかりに、それを復唱するのではありません。ネイティブが読んでいる 0.5 秒くらい後を追って、まるで合唱で輪唱をするように、ネイティブの英語を聴きながらそれを口に出して追いかけていきます。
要するに、聴きながら話すという訓練です。語学学習としては、とても難易度の高い訓練方法ですが、私たちが母国語の日本語でそれをやることは、決してできないことではありません。
やり方としては、この本の付録 CD に入っている 2 倍速読みを使用します。
その 2 倍速読みを聴きながら、聴いた端から口に出してしやべっていきます。しゃべっていく間にも、 2 倍速読みそのものは進んでいきますから、それをしっかりとリピートしつづけていきます。
最初は、ぜんぜん口が回らないでしよう。
しかし、もし、できないと感じても、無理だと思ってはいけません。今日から自分は別世界に移り住み、ここではすべてのやり方が違い、この方法に慣れなければ生きていけないのだと考えて、食らいついていってください。
そのうちに慣れてきて、言葉も聴き取れ、口も回るようになっていきます。
苫米地英人(著) 『クロックサイクルの速め方』
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私は「考えるのにすごく時間がかかる」という危機感がありました。
たとえば、上司から「○○についてどう思う」と言われると、前もって考えている課題であれば別ですが、不意打ち的に言われると、言うべきことの4割も言えればいいほうでした。
それを帰りの電車で、「ああ、あれも言えばよかった、これも言えばよかった」と悶々として、結局翌朝に上司に「実は××のも考えてました」などと言い訳めいた長文メールを送るのが常。
これをなんとかしたいと手にとった本がこれでした。
■倍速シャドウイング
本書『クロックサイクルの速め方』に付属している CD は1種類だけです。これを繰り返しやるのもいいですが、私は飽きっぽいので、目新しい物をやるようにしてます。
・Youtube
・動画ニュース連続再生
・NHKニュース
・FNN (フジテレビ)
などのサイトの動画は毎日変わるので(ニュースサイトなので当然ですが)、これを倍速再生ソフトを使って聞くようにしてます。
これは実は速読術でも練習した方法とほぼ同じでした。
速読術では、シャドウイングではなく、黙読なのですが。
本の朗読を5〜10倍速とかで聞きながら、書いてあるところを目で追っていくという練習をしました。そうすると、普段の読書も高速に読めるようになります。相当集中力が必要なので、長時間はできませんが。
倍速シャドウイングの練習を毎日すると、クロックサイクルが速くなるような気がします。
実際に成果はどうなのかというと、「アレについては、こう言うべきだった」とか悶々とすることが少なくなったような気がします。そういうシチュエーションが減っただけなのかもしれませんが。
※不意打ちを食らわなくないように事前準備を良くするようになった、という点もあったりするので…
倍速シャドウイングは大変なのですが、倍速再生だけなら、それほど集中力もいらず、ニュースなどを見ている時間の節約にもなります。こちらはほとんど訓練はいりません。すぐにできるようになります。
それだけでも効果はあったりするかもしれません。
※『クロックサイクルの速め方』には「効果がない」と書いてあります。
■参考図書 『クロックサイクルの速め方』
体感時間と情報処理能力を変える「クロックサイクルを高速化するトレーニング法」を初公開。「圧倒的な仕事力」「学習効率」「速度のスキル」「自由な時間」が手に入る。
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書名 :クロックサイクルの速め方 著者 :苫米地英人 | 書名 :クロックサイクルの速め方 検索 :最安値検索 | DMMでは見つかりませんでした |
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