以前の記事で
改善は30%
Cドライブの空き容量を確保する1:不要なファイルを削除する1
Cドライブの空き容量を確保する2:不要なファイルを削除する2
リスクの時間
などでよく使う数字に30%があります。私にとっては30%はマジックナンバー。
■移動時間の30%マージン
最近は地図アプリや乗換案内サービスなどが充実してきて、かなり正確に到着時間が見積もれるようになりました。
以前は、移動時間の単位は1時間、30分、10分みたいな大雑把なものでしたが、「渋滞も考慮して57分後に到着できます」みたいな見積もりも可能。
いやはやすごいもんだ。
でも、私は相変わらず、イメージで「1時間位かな〜」みたいな見積もりにしています。
たとえば、社外で会議やセミナーに行く場合には、10時スタートだとすると、自宅を出るのは、7時42分だと Google 君に教えてもらったとすると、7時頃の出発を目標にします。
ここで計算しているのは、
移動時間 = 2時間18分 = 138 分
マージン = 138分 * 30% = 40 分
みたいな計算をざっくり。正確にやると覚えにくいので、15分単位くらいに。
これでたいてい遅刻はなくなります。
■トラブルバッファに使う
乗り換えせなどもあるので、前後はしますが、順調に行けば、40分くらいのあまり時間が発生します。
とくに人と合うときは、ちゃんと事前についていないと、相手に対して失礼ですし、交渉事なら心理的に不要なハンデを背負うことになります。
何か経路でトラブルが合ったとしても 30% のマージンを持っていれば、ほぼ吸収は可能です。
それでも吸収できないようなトラブルなら、相手も理解してくれますよ。
もし順調に移動できたとすれば、この時間は、バッファ時間として活用します。
たとえば、40分あれば、ちょっとしたタスクをこなす、事前に資料をチェックしておくなど色々な使い方ができます。
移動時間が短くなれば、当然ながらマージンの値も小さくなるのですが、途中のトラブルもより回避しやすくなるでしょうから、小さくてもOK。
ときどき、ビジネス書などで、「15分前に」みたいなことが書いてありますが、これは移動経路の長さと移動方法があまり考慮されていないみたいな気がします。移動経路や移動方法に適したマージンがあると考えてます。
それを補正するためには、ある一定の比率をかけたほうが、より確実に間に合う方法になるかと思います。