2016年04月25日

イライラしたら飴におさめてもらう




たぶん、仕事をしている時、ついカッとなったり、イライラしたりすることありますよね。

実はこういう時のために、私の机の上や引き出しの中には、何かしらの駄菓子が入ってます。

■イライラを落ち着かせる方法


以前の記事でも、何度かイライラしたり感情的になった時に気分を落ち着ける方法について書きました。

 グリーンなモニタ
 GetWorkDoneMusic
 パニックになるのを避ける方法
 実況中継をする
 ランチョン・テクニックで和やかに議論する

■イライラしている自分に気づくのは難しい


とはいえ、頭に血が上っていると、まず自分が血が上っている事自体を認識できません。まず、頭に血が上っていることを認識知ることが第一かもしれませんね。

私は「現時点頭に血が上っている」ことをうまく認識する方法を、残念ながら知りません。認識したということはそれだけ冷静になったということで、その時点ではすでに 100% 状態から離れているはずだからなのですが、100% 血が上っているときには、おそらく冷静にはなってないんでしょうね。

■振り返ってみると、自分のイライラポイントがわかる


私は、日誌に感情変化について記録しています。ですので、私の感情を刺激する方法、というか刺激されるパターンは大体わかっているつもり。殆どの人は日誌なんてつけてなくても、どういうところを刺激されると、血管がブチッっておとがするのか気がついてますよね。

そりゃ20年も30年も人間をやってれば…。

★P126〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

自分のいらだちに気づくことができたら、ではなぜそう感じているのか、その原因をよく考えてみてください。

何か理由があるはずなのです。

例えば、上司に注意された、後輩に頼んだ仕事がうまくできていなかった、というように、周聞の人間の影響で不機嫌になっているのかもしれません。あるいは、何かに焦っているから、不安があるから、というように、自分自身に内在する問題かもしれません。

人間による原因ばかりでなく、天気や時間帯、曜日などによって感情にムラがある人だっているでしょう。

僕の場合は、どうもお腹がすいている時にいくらかいら立つことが多いようです。「犬みたい」と言われるのですが、人間も動物であることを思えば仕方のないことだと思います。

岩瀬大輔(著) 『入社10年目の羅針盤
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私も筆者に同感。お腹が空いていると感情的になることが多いです。

私だけじゃなくてよかった。

■口の中に食べ物があると沸騰しなくなる


逆を言えば、満腹の時にはあまりイライラしたり、ブチ切れたりすることって、少なくなるというか、沸点が高くなる(切れにくくなる)みたいなのも同じなのかな?

私はそうです。

だからといって、仕事中に四六時中食事をしているわけにも行きませんので、冒頭の駄菓子の出番です。

主にアメであることが多いですが、その他にも、チョコレートであったり、イカフライであったり、ラムネであったり。まあいろいろはいってます。時には仕事道具より多い時も……。

人間、食べている時に怒鳴りまくれるほど器用じゃないみたいですね。

イラついたら、机をちょっとあけてアメでもいかが?

ちなみに、チョコレートは、食べ過ぎなければ疲れた脳に糖分を補給するのにいいそうです。
ガムを噛むと脳の働きや運動能力が上がるそうです(野球の外人選手がいつもガムをクチャクチャやっているのは、ちゃんと理屈があるらしい)。

まあ、もし効かなくても、なにか食べてるとちょっとだけ平和になったような気がするので、やってみてはいかがでしょう。





■参考図書 『入社10年目の羅針盤



右肩上がりの時代なら、一流企業に就職し、順調に出世して、経済的にもゆとりのある暮らしを築くことが、共通した幸せの概念だったかもしれない。しかし人々の間で物質的な豊かさよりも精神的な豊かさが求められている昨今、若い人たちも、上を目指すだけでは自分の幸せにたどり着くことができないことに気づき始めている。よく「最近の若者は出世欲がない」などと言われるが、出世の先に自分の目的とする場所があるわけではないということを、感覚として分かっているからではないだろうか。

入社10年目というと、30歳前後の若手ビジネスパーソンにあたる。経験を重ね、スキルも身についている頃だが、責任も与えられ、部下を束ねている人もいる。私生活でも結婚や出産を意識するなど、考えることの多い年代だ。若い頃はただがむしゃらに進めばよかったかもしれないが、30代以降はしっかりと方向を定めて進んでいかなくては目的地にたどり着けない。

うまくいかない時、つまらない仕事をしなければならない時もあるだろう。しかし自分の目標が定まっているのであれば、それを平然と乗り越えていく術も必要だ。

 失意泰然(しついたいぜん)、得意淡然(とくいたんぜん)。

うまくいっていない時こそどっしりと構えよ、うまくいっている時こそ謙虚であれ、といった意味合いの言葉だ。この本でも紹介している。


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