Windowsでファイルを扱うときには、エクスプローラを使いますよね。
でも、ファイラーと言われるソフトを使ったほうが圧倒的に効率的にファイルを扱えるようになります。
■エクスプローラの弱点
Windows に標準でついてくるファイル管理ツールというえば、「エクスプローラ」ですね。インターネットを見る「インターネットエクスプローラ」ではなく、いわゆる「Windows Explorer」。
でもこれ、使いにくいんですよ。
私が最も気になる欠点は
・キーボードだけで操作できない(無理をすればなんとかなりますが…)
・よく使うフォルダに移動するのに手間がかかる
・lzhや rar などの圧縮データが扱えない(zipは扱えるようになりましたが)
・ファイル名やパス名の取得ができない
・複数のファイルを一気に選択できない
などなど、あげたらきりがないほど。
どれも、作業効率に大きく影響するような機能で頑張ればやれます。
しかし、私は頑張るのが嫌いなので。
■ファイラーを使う
こういった不便さを解消するために、多くの有志が「ファイルを扱うソフト=ファイラー」を作って公開してくれています。
使う環境や目的はそれぞれなのですが、PCはファイル操作がPC操作の基本として必要なので、ファイル操作が簡単になれば、劇的に効率が上がります。
ファイラーを使わない人でも1日に何度もエクスプローラを立ち上げているでしょう。
エクスプローラを立ち上げて
↓
目的のフォルダに行き着くまでフォルダをクリックして
↓
目的のフォルダにあるファイルをダブルクリックして編集する
なんてことはしょっちゅうのハズ。
でもファイラーを使うと
CTRL+H でヒストリフォルダを呼び出して
↓
目的のファイルをダブルクリック
で作業が開始できるようになるわけです。これ圧倒的に便利だと思いません?
これがファイラーを使う目的。
■おすすめのファイラー
人の好き好きや環境はそれぞれなので、「このソフトがいい!」というものはありませんが、私が使っているのは、
NexusFile
というソフトです。軽いですし、使い勝手が自分にあっているので。
他にも、軽いファイラー(あまり重いと、そのアプリ自体を使うのが大変になるので)がありますので、自分の好みに合ったアプリを探してみてください。
各種ファイラー:Vector
無料ファイラー(タブフォルダー)一覧 - フリーソフト100
ただし、これらのアプリはいろいろなカスタマイズ機能が豊富なので、自分の環境に合わせていくにはある程度の時間が必要ですし、慣れも必要です。ちょっと時間をかけて使いこなせるようにしたいですね。
■おまけ
もう一つは、ファイラーではなく、ランチャーと言われる部類ですが、
listary
というものがあります。このアプリは、使わざるを得ない「ファイルを開く」ダイアログで、ファイル指定を補助してくれるツールです。
これも私的には必須のアプリ。
また思い出したら紹介するかもしれませんが、一般的環境における使い方は、上記Webページに使い方ビデオがあるので、それを見ていただいたほうがわかりやすいかと。