2016年05月19日

プログラミングを覚える




おそらく仕事のうち、かなりの時間はPCを使っていると思います。

PCの操作が素早ければ、それだけ仕事の効率化ができます。

そのためには、ブラインドタッチやキーボードショートカットなどを覚えるといいということを過去記事で何度か書いていますが、その最も効率の高いのは、PCに作業をさせることです。

PCに、「これやっとけよ」と言ったら、やっておいてくれると、自分のする作業はほぼゼロになる。
そのために必要なのは、PCにある作業の手続きを教えておくことです。

世の中では、これをプログラミングと呼んでたりします。

■プログラミング


プログラミングと言っても、ピンからキリまであります。
過去に自分の趣味でプログラムを組んだことがあったり、私のように仕事としてプログラミングを覚えた人にとっては、ちょっとしたツールを作ることなどは、それほど大層なことではありません。

使い捨てで、その場限り動いてくれればいいものを、簡易言語を使ってちゃっちゃと作って、何千件ものデータを整形したりしています。

一方で、過去にこういう経験がない人は、Excelで表示された100件のデータを、ひたすら F2キーを押して、編集して、次のセルに移動してという作業を繰り返します。
私なら、10回も同じような作業を繰り返さないといけなくなったら、「げ〜」って思うような不精な人間から見ると、ほんとうに頭が下がります。でも作業効率から見れば、不精というのは案外効率がいいのかもしれません。

実際、昔と比べればプログラミングはとってもハードルが下がっています。

たとえば Excelで、「最後の3文字を消す」という作業は、キーボードマクロを使えば、1000個あっても1分もかかりません。
手作業でやれば、1時間近くかかるのではないでしょうか。

■プログラミングを覚える


「プログラミング」というからちょっとハードルが高くなるのかもしれません。「マクロ」とか「手続き」と呼んだほうが楽そうですかね。

ようは、PCが勝手にやってくれる簡単な方法を手に入れるということです。

汎用的なのは、UWSC みたいに、PC上で実際に1回だけ操作して、これを覚えさせて、それを何度も呼び出せば、それで事足ります。
これもプログラミングです。

これは、できない人はまずいません

もちろん、綺麗なプログラミングや、あらゆる状態・状況になっても期待通りに動くようにするには、結構なプログラミングスキルやPCに関する知識が必要ですし、そのためのトレーニングやセンスが必要です。
しかし、どうせ1回こっきりしかやらないような作業に、そんなセンスは必要ありません。いま、この PC だけで動けばいいのですから。

たとえば、本記事でも時々紹介しているような機能

 ・自動的にレポートを作る
 ・繰り返し使うチェックリストを作る
 ・ショートカットキーを定義する

これも立派なプログラミングです。

そう考えると、案外みんなやってるんですよ。

あとはそれを少しづつ高度にしていけばいいだけ。

■おすすめは UWSC とバッチ


取っ掛かりは、UWSCみたいな汎用マクロツール(と言っていいのかどうか…?)が便利です。

UWSCなら一度トレーニング(記録モードにしてある作業をさせること)してやれば、あとはボタンを押すだけで繰り返してくれます。
その上、これをファイルに書き出せば、どんな言葉でそれを記録しているのかわかります。あとはその場に応じてちょっとそれに条件判断や汎用的な部分を追加してやるだけで、見事に動くようになってくれます。
※ちょっとデバッグ機能が貧弱なのが玉にキズなのですが。

もう一つは、バッチです。

バッチは、拡張子が bat のテキストですが、たとえば、あるファイルを毎日コピーしたければ、

  Copy (ソース) (ターゲット)

ってかいておくだけ。でも10個も20個もあったらきっと忘れるよね。まとめて自動化するのが得策。

他にも便利なツールはあるのですが、自動化するならこれが取っ掛かりとしては、また応用範囲の広さとしてもベストではないかと。

posted by 管理人 at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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