作業するときに、複数のウインドウに切り替えるという作業が発生します。
これが素早くできるようになると、作業効率が上がります。
たとえばこの記事は、一応ネタ元のメモ帳(主にGoogle Keepか Microsoft OneNote)を見ながら書いてます。
ネタ元のメモ帳には、テーマとそれに書くあらすじみたいなものが書いてありますので、これを参照しながら肉付けをしていって書いてます。
■すべてのウインドウが表示された状態にする
もっとも単純な方法は、全部のウインドウが操作なしに見られるようになるとウインドウの切替そのものが不要になります。
つまり操作対象のウインドウだけがアクティブで、それ以外のウインドウは非アクティブだけど、操作対象のウインドウの後ろに非アクティブウインドウが回り込んでしまわないようにすればいいわけ。
これは、
・十分に大きなモニタを使う
・マルチモニタを使う
ことで可能です。
それぞれのウインドウに十分な大きさがないと、閲覧性が悪くなってしまいますが。
私が今書いている環境がこれです。
ちなみに、私は ArtTips の X-Mouse という機能を有効にして使っているので、ウインドウを切り替えなくても、マウスのあるウインドウ(非アクティブ)のスクロールが可能です。
■ウインドウを画面の半分にする
2つのウインドウを行ったり来たりするような場合にはこの方法が簡単。
それぞれのウインドウをアクティブにしておいて、WIN+(右矢印)、WIN+(左矢印) とやってやると、ウインドウの高さは最大、幅は半分の大きさになってくれます。
画面の大きさピッタリなので、画面が最も無駄なく使われた状態。
これはエクスプローラーでファイルのコピーをするときにも重宝します。
片方にソースフォルダを開き、もう片方にターゲットフォルダ。これでフォルダをそれぞれ移動しながら、ファイルのコピーができます。
私は ArtTips の Dual Explorer というメニューを選ぶだけで速攻でこの状態にしてくれます。もちろん単純なファイル操作なら、NexusFile という2画面ファイラーを使いますが。
■ウインドウを行き来する
普段はこのようにウインドウを切り替える操作はあまりしないようにしてます。
切り替えるという作業自体が面倒だし、失敗した時に「イラッ」とするので。
しかし、複数のウインドウで作業せざるを得ない時には、アクティブウインドウを切り替えざるを得ません。
その時に、いちいちマウスをタスクバーに持って行って、そこで表示されるウインドウ一覧を選んで…みたいな事をやろうとお思うと、外の人がそれをやっているだけで、「イラッ!」。
簡単な方法はキーボードで、スパっと選択する方法
WIN+数字キー
タスクバーにウインドウアイコンが並んでいますが、左から順に1,2,3,4に対応してます。
つまり、左から3番めにInternet Explorer があれば、WIN+3 で Internet Explorer を呼び出すことができます。
さらに、この番号は固定できます。いつも使うアプリは固定しておいて、WIN+1でファイラーがアクティブになるとかしておくと操作間違いがありません。やり方は、ウインドウを開いた状態でタスクバーのそのウインドウのアイコンを右クリックし、「タスクバーに常に表示する」を選択するだけ。順番はドラッグで移動できます。
ALT+TAB キー
ウインドウの切替がウインドウ一覧から選択できるようになります。
Windows7しかできませんが、WIN+TAB キーでもっとグラフィカルにウインドウの切り替えもできます。
多分、ウインドウの切替は1日に数十回、多ければ数百回はやっているでしょう。
一回5秒としても、ちりも積もれば…、です。
それに、ワンアクションで切り替えができると、気持ちいい。
一番いいのは、切替をしないことですがね。