MAC にはありませんが、Windows パソコンを使っていると右クリックメニューって結構高い頻度で使用します。
たとえば、Word や Excel で文字列を選択しておいて、その書式設定がしたいみたいなシチュエーション。
過去記事でも何度も書いてますが、入力装置でもっとも効率がいいのはキーボードで、キーボードを使って入力するようにすることで、入力効率がかなり改善します。
ところが、右クリックメニューというのは、その名の通り「右クリックメ」すなわちマウスまで手を移動させないとできません。これは効率が悪い。
■右クリックメニューをキーボードで出す方法
多分、マイクロソフトの技術者も同じようなことを考えていたと見えて、右クリックメニューを出すための共通のショートカットを用意しています。
SHIFT+F10
これで、右クリックメニューしたときのメニューが出ます。
もっと単純には、日本語キーボードなら、「カタカナ/ひらがな」キーの横にある「Appキー」です。
これを押すと、右クリックメニューが表示されます。
たとえば、文字修飾をする気なら
SHIFT+カーソル で文字列を選択
SHIFT+F10 でメニューを表示
O(または F) キー を押して書式設定
というやり方で(Excel で書式設定なら CTRL+1で出せますが…)、キーボードだけで右クリックメニューを呼び出すことが可能です。
■enthumble / AutoHotKey
と、これだけだと寂しいので、私の enthumble と AutoHotKey の定義をご紹介します。
★enthumble――――――――――――――――――――――――――
I=AppsKey
――――――――――――――――――――――――――★
★enthumble――――――――――――――――――――――――――
vk1Dsc07B & i:: Send, AppsKey
――――――――――――――――――――――――――★
とっても簡単なのですが、"無変換+I" で右クリックメニューを出せるようにしてあります。
SHIFT+F10 も Appsキー もちょっと位置が悪くて、操作しにくいのですが、意外と右クリックメニューはよく使うので、使いやすい位置にしてあります。