「あ〜、ちょっと疲れた。コーヒーでも飲んでリフレッシュしよう」
後で聞いたのですが、これは「×」だそうです。
■カフェインはドーピング剤
コーヒーにはカフェインという成分が含まれていることはよく知られていますね。このカフェインは疲労に対して2つの効果があるそうです。
・ドーパミン・アドレナリンの分泌を促す
⇒やる気、行動を強化します
・セレトニンを減少させる
⇒ウツ病などの原因になります
他にもいろいろあるそうなのですが、詳しくは Wikipedia でも見てください。
カフェイン-Wikipedia
単純に言えば、カフェインは疲労を回復しているのではなくて、栄養ドリンク同様、脳を強制的に活動させているだけです。
つまりドーピング状態。
反作用としてセレトニンの減少、ビタミンDの減少などの疲労回復力が低下するそうです。
なので、仕事が辛いほど忙しい状態でカフェインを飲むと、一時的には脳の働きが回復しますが、疲労が取れたわけではなく、より蓄積される方向に行くのだそうです。
※この書き方だと、いろいろ突っ込みどころはあるでしょうけど、医者や研究者ではありませんのでご容赦を。
さらに、カフェインはストレスを増強するそうです。
以下のWeb参照
化学的ストレスを減らす【うつ克服ポイント3】
■カフェインの有効時間は8時間
これまた別の記事で書きましたが、私は導眠剤(入眠剤?)に結構依存した生活をしてます。
このとき、医者によく言われるのが、「午後になったらコーヒーを飲むな」です。
コーヒーにはカフェインが多量に含まれるうえに、カフェインの効果は8時間以上継続するので、寝るときから逆算して8時間以内にコーヒーを飲むと寝れなくなるそうです。
■コーヒーは午前中に、疲労回復には砂糖菓子を
一度ウツをやるとこういう話には敏感になったりします。
ということで、コーヒーは1日に基本10時の 1 杯だけ。多くて 2 杯までにするようになりました。
それもミルクたっぷり、砂糖たっぷりで(ほとんど甘いカフェオレ)。
※「毎日、ブラックで何杯も飲みながら、夜遅くまで残業…」という方はご注意を。
午後からは、たいてい麦茶か緑茶と砂糖菓子。
麦茶にはカフェインなどの成分は一切含まれていないので、喉が渇いた時にはこれがよさげ。
考えつかれたみたいなときには、和菓子、アメ、チョコレートがいいみたいです。砂糖たっぷりのものをちょこっとだけ。
※和菓子でも日持ちのするものは結構あります。
※ちなみに、チョコレートにもカフィンは含まれてます。
机の中に常備してはいかがでしょう。
ストレスをためないためには、ドーピングでごまかすのではなく、ストレス状態をちゃんと感じ取れるようにすることも大切かと。