怒っている人、熱くなっている人ってたいてい立ち上がっているような気がしませんか?
多分、人間は興奮したりすると体に力がはいってしまうものなようです。
■1分間ゴロリ
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1 分問横になります。
タイミングは、「疲れたかな」と感じたその時がべストです。
特に何もしません。ゴロンとしているだけです。
立ち上がった時、「へえー」と声が出るくらい体がシャキッとしています。
売れっ子評論家・竹村健一氏が 50 代だった頃、オフィスに伺ったことがあります。
すると、竹村氏は「失礼。これが一番楽で」と言ってソファにゴロリと横になり、そのまま話をするのでした。
口調は少しも失礼でなく、私もあらかじめ話に聞いていたので、そうされても不快な感じはせず、かえって「自由な人だな」と感心しました。
竹村氏は、 80 代の今も現役でバリバリ活躍しています。
それは、このような疲労回復法でこまめに疲れを取ってきたたまものではないでしょうか。
成功哲学の大家デール・カーネギーは、アメリカの自動車王へンリー・フォードと会った時、こう質問しました。
「80 歳でこんなに若冷しくお元気なのには驚きました。秘訣は何ですか?」
「座れる時には立っていない。横になれる時には、決して座っていない」
フォードはそう答えたといいます。
「横になれる時には横になる」というのは、どうやら長生きの秘訣でもあるようです。
私は、人前でゴロリと横になる勇気はありませんが、状況が許す時は、遠慮なく横になることにしています。横になる時間については、
「1 分間。それ以上は、だらける。」
「10 分間がいい」
と諸説ありますが、私の経験則では、 3 分間がべストだと思います。
また、横になって腹式呼吸をしたり、目を閉じて眼球をぐるぐる回す自己流の眼球体操をしたりと、いろいろなことも試しました。それぞれ効果はありましたが、脱力してゴロンとしているのが一番だと感じています。
それより大切なのは、横になるタイミングです。芯から疲れ果ててしまってからでは、この「ゴロリ法」は最大効果を発揮しません。「疲ればな」を上手にたたいて下さい。
松本幸夫(著) 『1分間回復法 「心」と「体」の疲労が一瞬で消える』
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なかなか職場で、自分の好き勝手に横になるというのは難しいですかね。
■足を投げ出す
自席で横になる訳にはいかないでしょうけど、「ちょっとつかれたな」と思ったら、隣の席の椅子をちょっと拝借したり、ミーティングスペースに行ったりして、椅子の上に足を投げ出して、みてはいかがでしょう。
足の高さを高くすると、ちょっとだけ体が楽になります。
そして、全身の力を抜いて、1分間だけ目をつぶってみましょう。
ちょっとした疲労回復になります。
私はミーティングの前にちょっとだけ早くミーティングスペースに行って、これで休憩(リラックス?)したりしてます。
お試しあれ。
なんだか、休憩ばっかりしているみたいな書き方だな…。一応仕事も休憩の合間にしてますよ
■参考図書 『1分間回復法 「心」と「体」の疲労が一瞬で消える』
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会社員、派遣社員の睡眠は、4〜5時間も珍しくない。たまに睡眠時間が確保できてもストレスで熟睡は無理だし、熟睡できても何日かでは慢性的な疲れは消えない。長時間労働で体はバリバリにこわばり、人間関係や不況、大震災のやり場のない怒りなどで心もくたびれきっている。
簡単ですぐできる自分なりの回復法を持たなければ、とてももたない。
松本幸夫氏は若い頃、インドに渡ってヨガの修行をしたが、修行者でない一般人でも瞑想や体操で心身の健康を目ざす人がたくさんいた。また、その後に、旅行などで立ち寄った中国や台湾などでも、公園に行くと昼夜を問わず大勢の人が太極拳や呼吸法を実践しているのに驚かされた。
それにひきかえ日本人は朝から晩まで気ぜわしく働いてばかりで、健康になんと無頓着なのかと反省させられた。そこで、回復法について調べると、二つのことがわかった。
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