IEだと「お気に入り」という名前ですが、他のWebブラウザだと「ブックマーク」。これを効率的に管理すると、仕事で必要な情報にわりと簡単にアクセスできるようになります。
■整理しない、検索する
うまい管理のコツは、過去記事
整理しないで検索する
で書いたように、分類をしようとしないことです。
「分類」という方法は確かにヒットすれば、非常に簡単に行き着くことができる方法なので有効ですが、分類の名称をキチンと決めておかないと、正しく処理できません。
ですので、私は、ほとんどの情報の管理で分類という方法は使わず、キーワードで検索するという方法を使っています。
ブックマークが100個未満、分類が10個程度なら、分類のほうが効率的かもしれません。しかし、私の場合、ブックマークしたフォルダだけで、1000件を超えます。これだと、分類で分けようとすると、結構な階層を作るか、100個近い分類が必要になってしまって、とても目視で探すという作業には向きません。
■ブックマークを検索する
通常使っている Web ブラウザは、InternetExplorer と GoogleChromeの2つです。
両者の使い分けは、仕事では InternetExplorer、私事では GoogleChrome が基本ですが、オートパイロットツール UWSC が InternetExplorer にしか対応できてないので、自動化ツールを使うような場面では InternetExplorer を使います。
・GoogleChrome
GoogleChrome は検索はとっても簡単で、CTRL+SHFT+Oを押すと、ブックマークマネージャが立ち上がります。
この時、フォーカスは検索ボックスにあるので、そのままキーワードを打ち込むだけ。入力のたびにリアルタイムに絞り込まれるので、すごく簡単。
・InternetExplorer
こちらは、PC の「お気に入り」フォルダに保存されています。
なので、Win+Eと押して、左側ツリービューの「ユーザ名」のツリーをクリックして、「お気に入り」を選択するか、Winキーを一度クリックして、shell:Favoritesと入力してやると、エクスプローラーが立ち上がるので、そこで、CTRL+E で検索ボックスにフォーカスを移動します。
私は、マウスに手を移動させるのが嫌なので、もっぱら、shell:Favoritesと入力してます。
■ブックマークを多用する
ブックマークというのは、Web でしおりを挟むようなものです。
「整理していれなければ」と思うと、つい使うのを躊躇してしまいますが、「ちょっとでも気になったものがあればガンガン入れる」というスタンスで使っていると、簡単にブックマークが使えるようになります。
この意識の違いは、結構重大。
ちょっとでも気になったものは、どんどん残しておいて、「確か前にWebで見たよな〜」と思ったら、そのキーワードで検索するだけです。
これを新しく Web 全体から検索すれば、もちろんヒットすることはヒットするでしょうけど、検索上位に来るかどうかはわかりません。
それを探し回るのは効率も悪いし、余計な情報にふれてしまって、それを読みふけってしまうという本来やりたいこととかけ離れていかなくて済みます。
だから、「たくさんブックマークすると探し出しにくくなる」「整理整頓する手間が…」と思わずに、どんどんブックマークに放り込んでしまいましょう。
■ポータルサイトは整理する
ただし、ポータルサイトは分類、整理しておいたほうが効率は良いみたいです。
分類は5つ前後が目安です。それ以上になれば、2重登録や探しまわるてまのほうが増えます(経験値)。