仕事の効率向上に欠かせないのが、PC のアプリケーション。
これが使いにくいものだったり、ちょっとした誤操作でとんでもないトラブルを出すようなアプリだったら、イライラしますし手戻りも大きいので、これはしっかり選びたいですね。
ということで、過去にも紹介してますが、Windows10も普及したことですし、Windows10向け、ということで現在のアプリ環境を再掲します。
全てフリーソフト、Windows10動作確認済み(私の環境)。
本日は昨日の続きで
・テキストファイル
・通信・システム・その他
についてご紹介。
■テキストファイル
仕事で最も効率向上が必要なのが、何かの資料を作ること。
WordやExcel、PowerPointといったツールは最終形態で、ドラフト版を作るのは、たいていテキストエディタか csv エディタ。
●Sakura
EmEditor という優秀なソフトもありますが、たんに薄いピンク色(桜色?)の背景が気に入ったので、Sakura Editor に決定。
会社では vi 互換の vivi というエディタ使いが結構多い。
このエディタは好みのわかりやすいツールなのですが、テキストを作るのに "notepad" はいかにも効率が悪い。
SakuraEditor
●Casanova
csv ファイルや tsv ファイルを編集するソフト。tsv はタブ区切りのテキストファイルで、表形式のデータファイルを扱うなら、csv より、タブ区切りのほうが、特殊なエスケープ記号を必要としないだけに便利。さらに、通常だと csv は Excel に関連付けされているが、tsv という拡張子はどこにも関連付けされていないので、勝手に casanova につなげてしまえば便利。
Excel に入れると気には、テキストファイルの読み込みから。
Sakura や EmEditor などのテキストエディタでも表示可能だけど、表示モード切替の手間が面倒なので、専用ソフトの Casanova を優先。インストール不要。
Casanova
●HNXgrep
ファイルの中を検索して、タグジャンプの情報を生成してくれる、いわゆる Grep ツール。
Officeも検索可能。ちょっと検索が遅いので、時々 Everithing に浮気。インストール不要。
HNXgrep
Everything - 窓の杜ライブラリ
●Speeeeed
こちらも Grep ツールのひとつですが、複数のファイルの中の文字列を一括して置換してくれるソフト。
置換は、別ファイルに置換対応表を作り、まとめて複数の置換作業をしてくれます。
OCRをしてテキストを抽出したテキストファイルで、よく誤変換するテキストをバッチで自動的に置き換えるのに使ってます。
Speeeeed
■通信・システム・その他
●UltraVNC
とにかく高速。社内LANに接続されたPCをリモート管理するにはこれが必須。
リモートデスクトップでも可能なことは多いものの、リモートデスクトップは、セキュリティ機能もしっかりあるため、社内の PC 同士をつなぐ分には、こちらのほうが圧倒的に簡単・便利。ただし、相手のIPアドレスを知る必要があります。
これは Windows に標準の、arp / ping などで調査。
VNC の実装はいろいろな種類がありますが、接続したPC同士でファイルコピーなどの機能もあり、たぶん UltraVNC が最強。
UltraVNC
●TeamViewer
LAN 外のPC(例えば、会社の LAN からルータとファイヤーウォール経由で自宅PCにつなぐ)ようなときに、固定のグローバル IP を持たないと接続できません。それをカバーしてくれるのがこの TeamViewr。
PC の制御だけではなく、その PC の前にいる人と音声通話をしたり、チャットをしたり、ホワイトボードを共有したりと、いろいろ多彩。
ただし、ユーザ登録が必要なので、メールアドレスを公開するのが嫌な人には使用不能。
TeamViewer
●Glary Utilities
PC のゴミファイルやレジストリのゴミを自動削除してくれるツール。
「ワンクリックメンテナンス」機能で、とっても簡単。
インストールしている PC のアプリの最新バージョンを自動でチェックしてくれる機能も意外と便利。
Glary Utilities
Google関連では、
・Chrome
・日本語入力
を主に愛用。
とくに Google 日本語入力はフリーソフトでこれだけの Microsoft IME と比べると、変換効率、入力効率ともに大幅にアップします。
Google日本語入力
GoogleChrome