人間は一定時間(約90分らしい)以上集中力を維持できないそうです。
なので、適切に休憩を入れることで、効率のいい作業ができるようになります。
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あなたは仕事をする上でメリハリを意識していますか?
ダラダラ病の人は特に気をつけなければいけませんが、人の集中力には限界があります。
どんなにがんばっても一日通して集中力を保っことはできませんから、メリハリのつけ方が大事なのです。
集中して仕事を片づけたら、インターバルをはさむ。そして、また集中して臨む。
集中した後には、抜け殻のように休憩してもいいのです。
そして、この集中と休憩のサイクルでもっとも仕事がはかどるのが 90 分の集中タイムと 15 分のリラックスタイムを交互に繰り返すパターンです。
ダラダラ病の人は、この時間サイクルを意識してない上に、集中タイムとリラックスタイムの境目もあいまいなため、仕事の効率がよくありません。
90 分はわきめもふらず作業に没頭するかわりに、 15 分のリラックスタイムは電源が切れたロボットのごとく休んで、オンとオフをはっきりさせましょう。
よく仕事の合間のちょっとした休憩にネットサーフインをしたり、アプリでちょっとだけ遊んだりということを聞きますが、できるだけ頭が空っぽになるようなことのほうが効果的に休めます。
ストレッチをしたり、オフィス内をぶらぶらしたり、ときにはちょっど仕事から離れてコンビニにいくのもいいでしょう。
また、フルーツティータイムなど、自分にご褒美を用意しておくとモチべーションも上がります。
しかし、スケジュールをすべて自分の思いどおりにすることは難しいので、きっちりこのサイクルを守るのは無理でしよう。
でも、可能な限り意識してスケジュールを組み立てたほうが仕事の効率が上がります。
特に眠くて集中力が落ちる午後には、この 90 分/ 15 分のサイクルを取り入れてみることをおすすめします。
午後にはこのタームが 3 つあります。
13 : 00 一 14 : 30
14 : 45 一 16 : 15
16 : 30 一 18 : 00
です。このタームでスケジュールをつくることが可能な日は、それぞれの時間に何をやるのか考えておくとよいでしょう。
また、その日に急な仕事が舞い込んでくることが多いという人は、不可抗力をあらかじめ想定して、午後の 3 つのタームのうち 1 つは予実を敢えて入れずに空けておきます。
そうすることで、想定外に残業になったり、他の仕事のスケジュールにも影響が出たりといったことを避けることができます。
(著) 『めんどくさがりでもうまくいく時間術』
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本書にあるように、適切に休憩を入れることで、全体能率があがります。
ウサギとカメのお話のように、「ゆっくりでもいいからやり続ける」というのは長いスパンの時には大事ですが、1日みたいな短期スパンの時には、ウサギのように、全力で走って全力で休むほうが効率が高いです。
だらだら小さな力で仕事を続けるのは、
遅れを回復するには遅れた以上のパワーが必要
に書いたように、実はあとにしわ寄せを出してしまう非効率なやり方なんですよ。
同じ考え方にポモドーロ・テクニックというのがありますね。こちらは別記事で紹介しました。
Pomodoroテクニック
こちらも読んでみてください
■集中時間は自分のペースに合わせて
ちなみに、私は集中時間はだいたい 60 分位。あまり長くすると、疲れて次の集中時間に突入できないので、
50分集中+10分休憩
をやってます。ただし、これを1日なら8サイクルできると思ったら大間違い。
頑張りすぎると疲れますよ。長続きしません。
1日に3サイクルくらいにしておくのが適当(私の場合)。
■休んでいることを上司から見えなくする
でも、仕事時間中に居眠りしたり、大あくびしたりしているところを上司に見られるのが、1回だけならまだしも何度もになれば、「勤務態度が悪い」と評価は下がります。
なので、休憩しているところを上司から見えないようにするのが良いやり方。
PCが手元にあれば、つい休憩ついでにネットサーフィン、のようになってしまうのも防げる方法は、席からいなくなることです。
私が良くなるのは
・喫煙室に遊びに行く
・屋上で空を眺める
・雑談ができそうな人のところに行って雑談をする
・休憩所に行く(ウチの会社では一部のビルには休憩所が設けてあります)
・階段を昇り降りする
・使ってない会議室・談話室へ行く
なるべく人目がないところに行くのがいいかもしれません。
もちろん、外回りがあれば、移動時間が休憩時間にもなるでしょうけど、1日中パソコンの前に座っている人は、ちょっと席を外す行き先を複数持っておくと休憩ができます。
■参考図書 『めんどくさがりでもうまくいく時間術』
人生が“はかどる"、最強のめんどくさがりとは?
あなたは、めんどくさがりを治そうとしていませんか? それは間違いです。そんな必要はないですし、そもそもそんな簡単に治せるものでもありません。
世の中には「仕事がデキる」「しっかりしている」と言われる人でも、実は“めんどくさがり"という人がたくさんいます。
同じめんどくさがりでも“デキる人"は何が違うのかというと、時間の大切さを知っていることです。
時間の大切さを知り、時間を効率良く使う術、つまり時間術を身につけることによって、めんどくさがりという短所を強みに変えることに成功しているのです。
時間を上手に管理する術を持たないめんどくさがりは「ダラダラ」「先のばし」などの病気から抜けだせません。
この本では、このような病気を患っためんどくさがりに、時間術という治療を施すことによって徐々にデキるめんどくさがり、
つまりめんどくさがりを長所に変える方法を述べています。
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