2016年09月28日

上司が話しているときは大げさに相槌を打つ




サラリーマンにとって、上司は好きだろうが嫌いだろうが、自分に最も影響力のある人です。

まぁ、「支配下におかれている」という意識がある以上、「上司が好き」という人は少数なのかもしれません。心理的にはやっぱり反発がありますので。

一方で、上司はというと、部下の中で「好き」に近い人から「嫌い」に近い人までいろいろ。
ただし、「大嫌いで話もしたくない」という部下はあまりいないと思います。

上司からみると部下は自分の成果を生み出してくれるパーツのひとつと認識しているので、自分を守るように、自分の組織も守りたいという意識から、極端に部下を嫌うということは例外なのかもしれません。

■上司の欲求を満たす基本動作


上司に嫌われて得をする部下というのは、ドラマなどではありえるかもしれませんが、現実問題はほぼないと思ってます。つまり、本人が好き嫌いはおいておいて、上司には好かれたいですし、好かれたほうが得です。

そのために、意識しているのは

 「上司が話しているときは、ちょっと大げさに相槌を打つ

ことです。

 ・腕を組む、足を組む
 ・上司の方を見ない
 ・難しい顔や起こったような顔をする

のは厳禁。

これは、自分が話している時に、これをやられて爽快な気分になるかどうか考えたら大抵わかりますね。

所詮、上司だって完璧に心理コントロールが出来るわけではなく、欠陥だらけの個人なんですから。

■マズローの欲求5段階説


本記事でもよく出てきますが、マズローの欲求5段階説。

 1.生理的欲求
 2.安全欲求
 3.親和欲求
 4.自尊欲求
 5.自己実現欲求

ですね。

上司の話がどれだけつまらないものでも、ちょっと上司の方に乗り出すようにして「うん、うん」と相槌を打つことで、上司の親和欲求は満たされるわけです。

逆に、悪意を向ければ、悪意の返報性が働き、上司はあなたに悪意を持つようになります。そうなれば損をするのは自分自身です。

絶対に悪意を感じるような行動はしてはいけないんです。

■自尊欲求を満たすために


上司の自尊欲求を満たすためには、

 上司に呼ばれたら、「はい」と上司に聞こえるように返事をしてすぐに上司のもとに行く

ことです。

これは、「部下が何をしていても自分を優先してくれている」と感じます。自尊欲求を満たしてくれるんですね。

クソ忙しいのに、「おい、○○君!」などといきなり呼びつけられて、どうでもいいような話をしてくるとか、「いまのプロジェクトの進捗はどうなっているか報告資料を作れ」とか言われて、

 「そんなもん、自分で調べろよ!」
 「ちゃんと見てればわかるだろうが!」

といいたくなる気持ちはわかります。

資料を作れば作ったで、「なんで遅れてるんだ!」とか文句を言われるのはわかりきってますし。

でも、やっぱり、

 「わかりました。すぐにやります」
 「はい。ご指導ありがとうございます」

っていいましょう。上司を立てるのも給料のウチですので。

posted by 管理人 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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