グラフなどで、波線を書くシーンって結構ありますね。
たとえば、途中を省略したときとか。
でも、波線って、自由曲線で書くときれいに均等にならないんですよね。
これをきれいに書くコツがあります。
■グリッド表示
コツは、「グリッド表示」にあります。
まず、白紙のスライドで、スライドの適当なところを右クリックして、メニューから「グリッドとガイド」をクリックします。
そこで出てきたダイアログの「グリッドを表示」にチェックを入れます。
そうしたら、グリッドの点線が表示されます。
……もうわかっちゃいましたね。
そう、これを基準に波線を書けばいいわけです。
■自由曲線を書き込む
で、自由曲線のオートシェイプを選択しておいて、どこでもいいのでグリッドの交点クリックします。ひきつづき、隣のグリッドの交点をクリックします。これを4回以上繰り返してください。
目標がはっきりしているので、たぶん失敗しないと思います。
こんな結果になります。

あとは、これを他のオートシェイプに合わせて拡大・縮小するだけです。
ただし、目標位置がずれると汚くなるので、グリッドをクリックするときには、丁寧に、丁寧に。
■長い波線
グリッドの個数が多くありませんので、長い波線はこの方法では書けません。
わたしは、短い波線を書いておいて、それを複数連結させて長くしてます。
連結させるときのポイントは、端の波を白い四角のオートシェイプを前面において消してしまい(見えなくする)、波のオートシェイプと四角のオートシェイプをグループ化しておくこと。

そうすると接続したところがわかりにくくなります。